Da-iCE、2015年に果たせなかった5人の夢とは…?
自信に満ち溢れた作品なのだろう。久しぶりにメンバー全員でニューアルバム『EVERY SEASON』のインタビューだったが、我先に語りたいという熱い想いで若干前のめりな雰囲気(笑)。ただ、聴いてもらえたら彼らがそんな気持ちになることが理解できる納得の1枚。メンバーの作詞曲から、SKY-HIとのコラボ曲を中心に話を掘り下げて聞いてきました!まずは、完成した作品を普段はどう聴いているのか、から。CDショップの試聴機の側にメンバーがいるかも!? 【Da-iCE サイン入りチェキ プレゼント企画開催!】 『ランキングBOX』ではプレゼント企画を実施中。6日のインタビュー記事、7日〜11日に掲載されるランキング記事の下に6つのキーワードが出てきます。その文字を繋げるとある言葉が出現しますので、それを導き出してください!!詳しい応募方法は、11日に『ランキングBOX』に掲載されるプレゼント企画記事をチェック!お楽しみに♪ ■雄大がレコーディングに感極まって涙!その真相に迫る ――R&B、HIP-HOP、ポップ、ロック、EDMなど、Da-iCEの幅広い表現力に改めて驚かされる2ndアルバム『EVERY SEASON』なわけで、みなさん自身、達成感が大きいのではないですか? 雄大 うん、大きいです。今はまだデータでしか聴けていないんですけど、盤(CD)で聴くのが楽しみでしょうがないですもん。 想太 車とかで聴くんですか? 大輝 ……想太がインタビューするの!?(笑)。 雄大 (想太のほうを向いて)あ、聴きます。 徹 ……(すかさず隣の雄大にマイクを向けるフリ)。 雄大 地元に帰ったとき、親が駅まで迎えに来てくれると、その車の中でDa-iCEがかかっていて。僕が乗るときは、ちょっと音量を小さくしますけど、はい。 想太 ちょっと恥ずかしいんや(笑)。でも、確かにCDで聴きたいね。あと、CDショップの試聴機で聴いている人を影から見たい。 徹 近くを通って、“俺、本物やで”みたいな空気をさりげなく出したりはしないの? 想太 それ、デビュー当初はやっていた(笑)。一度も気づかれたことはないけど、あはは。 ――なんと(笑)。それにしても、歌もパフォーマンスも、相当難易度の高いことをさらりとやってのけるDa-iCEですが……。 大輝 今回の振りは、ホントに難しい! 徹 うん。そして、お馴染みのダンスチーム・s**t kingz(シットキングス)の他に、今回は新たに女性の振付師さんにも加わってもらったりして。 大輝 曲のイメージをもとに、いろんなダンススタジオの動画を観てカッコいいなって思った方にお願いしてね。 颯 結果、どの振りもホントにカッコ良くて。幸せです! ――ライヴも楽しみ!ちなみに、アルバムの中で特に思い入れの深い曲を挙げるとしたら? 雄大 「着れないままのコート」ですね。想太が作詞・作曲した曲なんですけど……。 ――この曲、泣けてしまいます。 雄大 へぇ……泣けました?(意外そうに) 雄大以外 いやいや、雄大も同じこと言っていたじゃん!(笑)。 雄大 そうなんですよね、実は。大サビの部分で、感極まって泣きながらレコーディングしたテイクがそのまま使われていて。 ――自分自身の思い出が重なったりしてしまうとか? 雄大 いや、この歌詞に当てはまるような経験はないんですけど、もし自分に大切な人がいたら……と想像しながら歌うと、感情移入してしまうんです。そして、メロディとリリックが結婚している曲だなって思いますよ。 想太 お、嬉しい(照)。僕もやっぱり、「着れないままのコート」で。ドラマや映画で、よく“死ぬまで好きでいるよ”っていうセリフを聞くけど、一生好きとか、死ぬまで好きとか、その約束を果たしている男の子のストーリーにしたくて。敢えて直接的な表現はしていないんですけど、それぞれにとっての大切な人が思い浮かぶような曲になっていたらいいなと思います。 徹 僕は「もう一度だけ」。Da-iCEを結成したときにもらった2曲のうちの1曲で、結成当初から僕らを支え続けてきてくれた曲なので。歌詞の世界観も好きだし、踊っていてすごく感情が入ります。 颯 僕は「EVERY SEASON」ですね。2015年のツアーでずっと最後にやっていた曲でもあるんですけど、この先もずっとファンのみなさんと繋がっていたいなと思うし、自然と気持ちが表現できる振付も大好きです。 大輝 僕は「SUPER FICTION casts SKY-HI」かな。 ■悔しさをバネに!2015年に果たせなかった夢とは? ――これまでシングル曲で提示してきたようなキャッチーさとはまた違う、クールでソリッドなカッコ良さがあります。 大輝 そうそう。例えば表題曲の「Back To The Future」もすごく良い曲で好きだけど、「SUPER FICTION casts SKY-HI」はダンス&ボーカルグループとしての強烈なカウンターパンチ的な曲になったんじゃないかなと。 想太 確かに、裏リード曲っていう感じはする。 大輝 ま、日高(光啓)くん(SKY-HI)の力を借りまくってのことですけど……。 ――“Da-iCE本物だ”っていうSKY-HIさんのひと言、何度聴いても胸アツ。 徹 僕らもです。そう思ってくれているっていうのは……。 颯 ありがたいし、純粋に嬉しいよね。 雄大 うんうん。で、「SUPER FICTION casts SKY-HI」と「着れないままのコート」が両端にあって、このアルバムの振り幅を作っている気もする。 大輝 そうだね。キャッチーなシングル曲の印象が当然強いとは思うんですけど、Da-iCEを結成する前、例えば雄大はアカペラグループで歌っていたし、想太はR&B畑で歌っていたし、パフォーマー3人はHIP-HOPのダンサーだったし。もともとあった5人の振り幅が、出るべくして出ているアルバムだなっていう気もします。 ――そういう作品で幕を開けることができる2016年、どんな年にしたいと思っていますか? 雄大 2015年は、Da-iCE史上最多本数のライヴをやらせてもらえて、これまでよりも多くの人にDa-iCEを知ってもらえたと思うので。2016年は、もっと好きになってもらえる1年にしたいですね。 徹 そして、2016年は去年よりさらに忙しい日々を送りたいなと。これまでより大きなステージにも立ちたいし、活動3年目もいろいろチャレンジしていきたいと思っています。 颯 そうだね、充実した1年にしたい。あと、2015年に果たせなかった東京・日本武道館に立つという夢も叶えたいね。 想太 もちろん。そのためにも、映画にできるような、ドラマティックな1年にしたいですね。 大輝 脱退して俳優になるとか?それドラマティック(笑)。ま、武道館然り、1年目、2年目の目標を達成できなかった自分たちへの腹立たしさは、正直あるしね。2016年は、そういう悔しさをバネに、自分やグループにちゃんと向き合って意志強く進んでいきます! 文/杉江優花
109ニュース シブヤ編集部