おすすめマンガ紹介企画!合ホン 第1回― おばあちゃんとゲーム ―
今や「マンガ飽和時代」…マンガを読みたいけど何を読めばいいか分からない…。そんなアナタにお届けする、アニメコラムサイトあにぶだからオススメできる、あにぶ発おすすめマンガ紹介企画『合ホン』!記念すべき第1回は、お盆を過ぎた今だからこそお届けしたい!漫画「おばあちゃんとゲーム」 をご紹介します。Ⓒ瀬野反人 2016「おばあちゃんとゲーム」は主人公の“しょーちゃん”と“おばあちゃん”の(ゲーム三昧)日常を描いた物語。ちょっとインドアな しょーちゃん と おばあちゃんの、まったりした…でもかけがえのない日常は、読者に思わず「久しぶりにおばあちゃんとお話したいな」と思わせてしまいます。おばあちゃんとゲーム の魅力たっぷりお届けします今日は何を殺すの?Ⓒ瀬野反人 2016げーむについてあまり知識のないおばあちゃん。しょーちゃんがゲームをしている側で一言「今日は何を殺すの?」と。そんな、ゲームについて知らないおばあちゃんでも、しょーちゃん好きさに一生懸命ゲームについて理解しようとしています。ちょっぴりマト外れ?でも純粋にしょーちゃんへの“愛”がそうさせているのだと思うと、ヘンな事を言っていても心温まってしまいますね。新ジャンル〈おばあちゃん萌え〉…?Ⓒ瀬野反人 2016ゲームについて理解できなくても、やはり“年の功”から、おばあちゃんはとってもモノ知り。しょーちゃんの家へ友達のまなみが遊びに来ても、二人の会話にグイグイと入っていきます!(笑)皆さんのおばあちゃんも、時代の差(ジェネレーションギャップ)で自分たちの会話について行けなくても、必死になって話題に入って来ようとしてきませんか?そんなおばあちゃんの必死さが、これまでの漫画には無かった「おばあちゃん萌え」を感じさせてくれます。「おばあちゃんとポポロン」はちょっぴりしんみり。Ⓒ瀬野反人 2016文化祭の喫茶でウェイトレスをすることになったお姉ちゃん。しょーちゃんを文化祭に誘うも、インドアなしょーちゃん(他にも理由はあるようですが…)はお姉ちゃんの誘いを断ります。その後の「なんやかんや」で、結局おばあちゃんとお出かけすることになるのですが………最後はちょっぴりしんみり。おばあちゃんと一緒にお出かけのできる「時間の限界」を感じてしまう、ちょっぴりしんみりなラストでした。おばあちゃんとゲーム 読むと帰省したくなるマンガⒸ瀬野反人 2016私、ちょうどお盆に入る前くらいに本屋さんで、「合ホン第1回、何にしよっかな~♪」と本探ししていたんですよ。すると、「読むと帰省したくなる漫画 重版しました」という帯のついた漫画『おばあちゃんとゲーム』が並んでいまして。好奇心を唆られ、ついゲット。本当に“帰省したくなる”ほんのり心温まるステキなお話でした……。学生さんは結構、グイグイ絡んでくるおばあちゃんをムシしてしまいがち。強く当たってしまうこともあると思います。でもよく考えたら、おばあちゃんと一緒に過ごせる時間って、私たちの人生の中でも、本当にわずかな時間なんですよね。学生さんには、そんな“おばあちゃんと一緒に過ごせる時間の限り”を意識してほしい。おばあちゃんがもういなくなってしまった方々には、せっかくのお盆明け、“おばあちゃん”との思い出を懐古してほしい。そんな思いで合ホン、第1回は『おばあちゃんとゲーム』をご紹介させていただきました。これからも、皆さんの“心に残る一作”になるようなマンガ紹介をしていきたいと思います。あにぶでは毎週土曜日掲載。毎週日曜日に、一週間のアニメニュースをまとめて紹介する「新聞あにぶ」でもご紹介しますので、ぜひまたご覧くださいね。おばあちゃんとゲーム 情報©瀬野反人 2016 タイトル:「おばあちゃんとゲーム」 著者:瀬野反人 出版社:株式会社アース・スター エンターテイメント ISBNコード:4803009309(1巻) デジタルマンガ誌「コミック アース・スター」では第1話『おばあちゃんとメロン』に加えて、特別編『おばあちゃんとプレイステーションVR』など、一部の話を読むことができますよ♪http://comic-earthstar.jp/detail/obagame/Amazonで情報を見る!劇画の始祖・辰巳ヨシヒロの半生を描いた『 TATSUMI マンガに革命を起こした男 』感想(あにぶ編集部/竹取の翁)
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