え?恋人同士じゃないんだ!?織姫と彦星の七夕事情
七夕は、普段会うことのできない織姫と彦星が一年に一度会える、恋人同士の特別な日♡...ではありませんでした。じゃあ七夕って何?二人の関係とはいかに!?七夕飾りは天の川をイメージにデコってたワケじゃないの!?今回は七夕と織姫彦星の謎に迫ります☆1.あれ?七夕ってなんだっけ?一般的には7月7日、北海道や仙台七夕祭りは8月7日に行われる日本の行事です。もともと中国の行事だった七夕伝説が奈良時代に日本に渡り、農村に伝わる棚機津女(たなばたつめ)の伝説と重ねられて生まれたものと考えられています。2.え?織姫と彦星は恋人同士じゃないんだ!?ネットメディア「Walker+」が実施したWebモニターアンケート調査によれば、織姫と彦星との関係を8割弱が"恋人"と誤解しているとの結果でした。織姫は天帝の住まう都にいた織女(しゅくじょ)という美しいはた織り娘でした。一方、彦星は牽牛(けんぎゅう)という農村に住む働き者の青年です。二人は結ばれて「夫婦」となりました。結婚して幸せ絶頂の二人は遊んでばかりで仕事をサボってしまいます。天帝は怒り、二人を天の川を挟んで引き離して7月7日にだけ会うことを許したそうです。つまり二人は恋人ではなく、「夫婦」だったんですね。3.短冊の願い事と七夕飾り七夕の笹の葉に結ぶ短冊は、学問や芸事の上達を願う詩歌を書きつづる風習が中国から伝わったもの。今日の日本でも「~ように」と願いを書いて飾っていますね!最後に笹を彩る代表的な飾りにも意味があるので紹介します☆「吹き流し」織姫のはた織り糸。はた織り上手という願いが込められています。「紙衣(かみこ)」和紙で作った着物のこと。"お裁縫が上達しますように"という願いが込められています。「あみ飾り」彦星が天の川で魚を捕らえる投げ縄。大漁への願いが込められています。「ちょうちん」願いが書かれた短冊を明るく照らして欲しいという思いがあります。今年の七夕、みなさんは短冊にどんな願い事を書きますか?
glico