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【人生を変えたアニメ】『幽☆遊☆白書』
「らんま1/2」といえば内容もさることながら、このCDを発売当時からヘビロテです。色んな音楽があるから、らんまはより一層面魅力的だと思わせてくれる一枚です。「フレンズ」がお気に入りです。 さて…【人生を変えたアニメ】というお題ででリレーを続けていますが、今回私が語るのは「 幽☆遊☆白書 」(以下、幽白)です。物心ついたときから家に転がってたコミックス。ジャンプの黄金期を築いた、主にバトルをし合うオカルトな漫画。分かっているのか分かっていないのか、いや当時4、5歳だからきっと分かっていないのだろうけど、暇さえあれば私は読んでいた。当時は、派手な技じゃないのに一瞬にして敵を倒す、飛影の「残像」がとにかく衝撃的だった。 アニメを見たのは再放送。本じゃ理解できないことも多く分かり、どんどんのめりこんだ。ここまでなら、幼少期に観た忘れられないアニメに留まるかもしれない。しかし幽白は「母と繋げてくれる」という意味で、今でも人生を変えてくれたアニメだろう。 私は今でも幽白の話をするならば、母が一番だと思っている。一緒に台所に立ちながらネギを持って「ローズウィップ!」というと、ニコニコしながら「蔵馬はそんなじゃない(正論)」と言ってくれたり、時には不意打ちに現れて「残像だ」と笑わせてくれる。(ちなみに最も好きなキャラは仙水忍だという) もちろん幽白の話題がなくても、普通よりは仲の良い母娘ではあったと思う。二人でよく出掛けて、色んな話もして、よく笑う。 だけど幽白を思い出すと、幼少期からの母との思い出が、濃く深く思い浮かぶから、二人の間にこの作品があって良かったと心底思う。母にせがみ、お願いして貰った100円で幽白のカードのガチャガチャをしたときには、100円を渡す時には少し渋々だった顔も、次の瞬間には「好きなやつ出た?」と笑ってくれた。子どものわりには渋くて黒い色のTシャツを選んだ時も、「もう少し明るい色がいいんじゃない?あ、でも飛影みたいか!」と尚笑ってくれた。 きっとこれからも幽白を思い出すと、母親のことも思い浮かぶだろうし、幽白があって本当に良かった。幽白があったから、母との関係がよりユニークであり続けて楽しいのだと思う。 ある日、妊娠に関するテレビ番組を見ながら、母親に何気なく聞いた一言がある。「私がお腹の中にいたとき、どんな風に過ごしてたの?」母親からは実にシンプル(適当?) に返答が来た。 「幽白観ながら、洗濯もの畳んでた」 遺伝子レベルで幽白に導かれているのか…? さて次は…社会現象を巻き起こした伝説のアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」です。影山ヒロノブ先生の「GET THE WORLD」好きだったなあ…井之上さん、よろしくお願いします!(あにぶ編集部/Co.)
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