PSYCHO-PASS サイコパス 新劇場版を見る前に押さえておきたい、前回劇場版の見どころ
PSYCHO-PASS サイコパスシリーズの新劇場版「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」第三弾「Case.3恩讐の彼方に__」が3月8日より公開です。このエピソードは狡嚙がキーキャラクターとなる物語で、時系列的にも前回の劇場版作品のその後のお話です。そのためテレビシリーズに加えて前作劇場版を見ておいた方が間違いなく本作を楽しめると思います。そこで今回は2015年に公開された前作劇場版作品、「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」の押さえておきたいポイントや見どころを紹介したいと思います。このページの目次1 「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」とはどんなお話?2 作品史上初、海外ならではの英語のリアリティに感動!3 ドミネーターだけでない、肉弾戦や戦車での戦闘シーンに興奮!4 新劇場最終章 「Case.3 恩讐の彼方に__」 を見る前におさらいを!■「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」とはどんなお話?本作はテレビシリーズに続く物語であり、作品の最重要キャラクター・狡嚙と朱が海外で再会するというのが大きな見どころになっています。本作は、内戦状態にあったSEAUn(シーアン)の首都・シャンバラフロートにシビュラシステムが導入されたことから物語が始まります。一方日本では朱たち一係は、国内に密入航した武装テロ集団を発見・制圧します。その結果、彼らの背後にかつて捜査をともにした狡噛の存在があることが明らかになります。そしてそのテロ集団はSEAUnの反政府ゲリラであることを突き止めます。こうして朱は単身SEAUn(シーアン)への潜入捜査を行うことになります。サイコパスシリーズでは舞台が海外という初めての試みになっています。■作品史上初、海外ならではの英語のリアリティに感動!本作の注目ポイントは、海外が舞台ならではのキャラクターの英語でのやり取りです。本作にはオリジナルキャラクターも登場しますが、登場人物のセリフにかなりこだわっています。特にキーキャラクターである、SEAUnの憲兵隊大佐・ニコラス・ウォンは英語で話すシーンがかなり多いのです。ニコラス役の神谷浩史さんは収録中、英語の長台詞にかなり苦労していた、と共演者も語っています。またセム役で出演している木村昴さん(ドラえもんのジャイアン役でおなじみ)は英語がとても得意なため、現場で共演者への英語指導も行っていたというエピソードもあります。普通のアニメでは外国の方が登場してもたいてい日本語が流ちょうだという設定や、何の説明もなく最初から日本語という作品も多いなか、リアリティを重視した声優さんの英語でのお芝居に注目です。■ドミネーターだけでない、肉弾戦や戦車での戦闘シーンに興奮!サイコパスシリーズの戦闘シーンに欠かせないのが、監視官・執行官が犯罪者を執行するときに使う「ドミネーター」です。しかし本作では朱が極秘の潜入捜査を行うなどの経緯から、ドミネーターの使用が限られる場面もあります。その代わり劇場版では銃撃戦や戦車での地上戦、さらに拳と拳を交える肉弾戦など、多彩な戦闘シーンがかなり多く描かれています。しかも劇場版クオリティーなのでどのシーンも力が入っており、ダイナミックで緊張感のあるものばかりです。ちなみに戦闘シーンの激しさも理由の一つか、シリーズ初のレイティング区分がされており、15歳未満の入場や鑑賞が禁止されていました。■新劇場最終章 「Case.3 恩讐の彼方に__」 を見る前におさらいを!新劇場版「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」第三弾「Case.3恩讐の彼方に__」は本劇場版作品のその後を描いた作品です。劇場版のおさらいを劇場版でするというのも不思議な部分もありますが、先に前作劇場版を見ておいた方がよいと思います。狡嚙がこれまで歩んできた道、これから歩もうとする道をよく知る意味でも、前作劇場版を見てから新劇場版最終章を見ることをおすすめします。「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian」注目キャラ特集新劇場版「 PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System 」公開記念 注目キャラ特集(あにぶ編集部/ふきのとう)
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