『オーメン：ザ・ファースト』犬に襲われ、雷に打たれ…撮影中に起きた不吉な出来事
6月6日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼をとりまく人々の戦慄の連続死を描き、全世界を恐怖に包み込んだレジェンド・オブ・ホラー『オーメン』（1976年）の“はじまり”の物語『オーメン：ザ・ファースト』（公開中）。前作を超える恐怖演出に絶賛の声があがっている。【動画】ホラー映画『オーメン：ザ・ファースト』本予告 初代『オーメン』は、撮影の裏で数々の不吉な出来事が頻発したとことでも有名。落雷による不幸は劇中に出てくる有名なシーンだが、実際にキャスト、スタッフが遭っ2二度の落雷事故や、動物たちにまつわるトラブル、スタッフがドライブ中に起こした事故で、事故現場の近くに「Ommen 66.6（オランダの都市・オンメンまで66.6キロ）」という道路標識があった…など、数々のエピソードがタブロイド紙を賑わせた。そんな奇妙な出来事が、『オーメン：ザ・ファースト』の撮影中にも起こっていたという。 『オーメン』と本作の両方に登場する重要なキャラクター、ブレナン神父を演じたラルフ・アイネソンについて、アルカシャ・スティーブンソン監督は「彼はリハーサルをする予定だったんだけど、その直前に犬に襲われて来られなかったの。さらに彼の娘は広場で、急降下してきたカラスに襲われたわ」と、ハプニングが相次いでいたという。 また、H&M傘下の日本未上陸ブランドとして話題の「& Other Stories」でモデルも務め、本作では主人公マーガレット役を演じたネル・タイガー・フリーは「私がローマに向かう飛行機が雷に打たれたの。（映画に関わっている）ほかの人の飛行機も雷に撃たれたわ」と、76年当時と同じような落雷事故に遭ったことを告白。 さらに、「私が寝ていたら、誰かがドアをノックしたの。呼ばれているのかと思ってドアを開けたら誰もいない。反響しやすい建物だったから、もし誰かが（ドアをノックして）歩いて行ったとしたら、その音が聞こえたはずなの。（撮影現場の）みんなに『誰か私のドアをノックしなかった？』と聞いても、彼らは『いいえ』って。だから、それは、ゴーストがあいさつに来たのかもしれないの」と、“ダミアンの呪い”を感じさせるエピソードを明かしている。 世界を震撼させた初代『オーメン』に続き、撮影中にもゾッとする出来事が起きていたという『オーメン：ザ・ファースト』。そんな本作の舞台となるのは、イタリア・ローマにあるとある教会。“悪魔の子”ダミアンの誕生が迫る中、それを阻もうとする者が次々と惨たらしい死を遂げていく。修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットは、その不可解な連続死に巻き込まれる。やがて彼女は、恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の邪悪な陰謀を知ってしまう。すべてを明らかにしようとするマーガレットの前に、さらなる戦慄の真実が待ち受ける――。“悪魔の子・ダミアン”の生い立ちにはどのような秘密が隠されているのか？
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