本当に放送ギリギリ!『 おそ松さん 』のギリギリすぎるパロディまとめ
昨年放送開始され現在、静岡放送、長崎放送、秋田放送、テレビ北海道ほか、放送されていて予想以上に人気を巻き起こしているTVアニメ『おそ松さん』。設定や声優の豪華さなどが考えられますが、ギリギリすぎるパロディが受けているのではないかと思います。では、どんなパロディを扱ったのか?まとめてみました。■『おそ松さん』とは赤塚不二夫原作の『おそ松くん』の第3作目マンガ界の巨匠と言われる赤塚不二夫原作の『おそ松くん』からキャラクターや設定を生かし、シュールでコメディタッチなオリジナルアニメとなっています。主人公は6つ子の兄弟で、1988年放映されたTVアニメ『おそ松くん』第2部以来27年振りのアニメとなっています。兄弟たちに十数年の月日が流れて、特にやることが見つからず“ニート”になってしまった6つ子達のドタバタギャグ重視、声優がとにかく豪華、社会風刺、下ネタ満載なのだが清潔感のあるタッチで放送コードギリギリでアニメ全体が愛されやすい特性を持っていることが各層に響いて、誰が見ても比較的楽しみやすい。劇中に描かれているやり取りが創造性を刺激し、可愛らしい男の子たちがハチャメチャしている群像劇は腐女子を熱狂させているのではないかと。■個性的なキャラクター達なのに、当時を思い出させるようなキャラクターデザイン多少現代風になっていますが、赤塚テイストがたっぷりと詰め込まれています。リアルタイムで観ていた層も楽しめるテイスト、馴染みのある感じがより一層人気を高めている秘訣かもしれません。 ■第1話から放送禁止スレスレな過激パロディの塊なのです回を追うごとにBlu-Ray&DVDでも修正個所が増えていくのが恒例といえるグレーゾーンギリギリのパロディには一体どんな内容があるのでしょうか。まずはDVD未収録となり『おそ松さん』を爆発的にヒットさせた第1話、時はアイドル戦国時代、おそ松さんも現代風にアイドルアニメへ変身!うたの☆プリンスさまっ♪テイストに。これでもかと言わんばかりに歌って踊るという無茶苦茶な展開になってからの、花より男子のF6へ。赤塚不二夫のFを取ったとか。その後ガンダムのアクシズが襲撃にあったり、F6の制服は桜蘭高校ホスト部だったり、唐突の純情ロマンチカ風BL展開だったり。天空の城ラピュタより飛行石だと思われるアクセサリーや、ハイキューの小さな巨人がでてきたかと思いきや黒子のバスケになったり、弱虫ペダルがでてきたと思ったらざっくりラブライブ!をやって、進撃の巨人がでてくる。それをNARUTOとBLEACHと暗殺教室がでてきて、ドラえもんとドラゴンボールも参戦、セーラームーンにとなりのトトロとポケモンもでてきて監獄学園の突っ込みからのあしたのジョーで締める。第1話からとんでもない量のパロディをすべてギリギリ、むしろアウトのような気もするがやりのけているのである意味感動してしまう。ここまで来るとやりきった感が否めない。当然未収録の第1話でした。■他の回ではどんなパロディがあったのか?とことんギャグにパロディにと面白さを追及しています。赤塚不二夫的には「これでいいのだ」ということですね。1クール目だけでも過激なパロディが多く、このように爆発的な人気の『おそ松さん』ですが、人気はいつまで続くのか、3クール目はあるのか、これからも未収録となる伝説的な神回はあるのかが気になるところです。赤塚不二夫生誕80周年を記念した作品なので、これだけの人気と注目度があれば大成功をと言えます。当時のままリメイクをするより、色んな意味での過激な内容、放送スレスレ、徹底的なギャグパロディ性があったからこそ爆発的な人気になっていると思います。まだ見ていない方やもう見た、いいやこれからだ!まずはもう一度見ませんか?昨年大ヒットを飛ばした理由を見てみませんか? まだまだ人気が衰えない六つ子の「 おそ松さん 」の兄弟まとめ (あにぶ編集部/さっちん)
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