【 バンドリ!ガールズバンドパーティ! 】「ゆく年くる年カバー楽曲追加キャンペーン!」で追加された5曲をプレイしてみましたよ!
スマホ向けリズムゲーム「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」では、2017年12月30日~2018年1月3日の5日間にかけて「ゆく年くる年カバー楽曲追加キャンペーン!」が行なわれていました。キャンペーン中の5日間では、1日1曲ずつカバー楽曲が新規実装されました。新規実装の5曲はゲーム内に登場する5つのユニットがそれぞれの楽曲を歌っています。新たに実装されたカバー楽曲は以下の通りです。 12/30:ハッピーシンセサイザ(Pastel*Palettes)12/31:Dragon Night(ハロー、ハッピーワールド)1/1:残酷な天使のテーゼ(Roselia)1/2:Redo(Afterglow)1/3:君じゃなきゃダメみたい(Poppin’Party) 筆者はキャンペーンで実装されたすべての楽曲を実際にプレイしました。今回はバリエーション豊かな5つのカバー楽曲をプレイした感想を書きます。ちなみに、今回プレイした難易度は「HARD」「EXPERT」の2つです。また、楽曲そのものがどういった感じなのかも書いてゆきます。Contents1 1曲目「ハッピーシンセサイザ」Pastel*Palettes2 2曲目「Dragon Night」ハロー、ハッピーワールド3 3曲目「残酷な天使のテーゼ」Roselia4 4曲目「Redo」Afterglow5 5曲目「君じゃなきゃダメみたい」Poppin’Party6 「ゆく年くる年カバー楽曲追加キャンペーン!」で追加された5曲をプレイしてみましたよ!のおわりに■1曲目「ハッピーシンセサイザ」Pastel*Palettesまずは2017年12月30日に実装された「ハッピーシンセサイザ」を紹介します。カバーしているのはアイドルバンドのPastel*Palettesです。原曲は巡音ルカとGUMIといったボーカロイドが歌っています。楽曲はボーカロイドの特徴的な歌声にピッタリあったテクノポップですね。全体的に明るい雰囲気の楽曲となっており、ボカロ曲のなかでも人気の高い楽曲です。ポップで明るい楽曲である「ハッピーシンセサイザ」は、Pastel*Palettesにピッタリだと思いましたが、実際かなり良い仕上がりになっていました。カバー版の「ハッピーシンセサイザ」は原曲同様にテクノポップとなっていますが、どこかチップチューン的な感じがあるようにも思いました。チップチューンはテクノポップから派生した音楽なので、「ハッピーシンセサイザ」のアレンジとしては絶妙だったのではないかと筆者は思います。先述の通り、楽曲をカバーしたユニットはPastel*Palettesですが、歌唱を担当しているのはユニットのメンバーである丸山彩(CV:前島亜美)、白鷺千聖(CV:上坂すみれ)の二人です。原曲が巡音ルカとGUMIの二人で歌われているため、それを踏襲したのでしょう。Pastel*Palettesからもメンバーの二人が歌唱を行なっています。特に、千聖ちゃんの歌声には注目ですね。彩ちゃんはPastel*Palettesのボーカル担当なので、その歌声を聴く機会は多いですが、千聖ちゃんはベース担当でその歌声を聴くことができる機会はなかなかありません。実際にプレイしてみての感想ですが、難易度「HARD」は簡単でした。全ノーツ数は611と比較的多いほうですが、流れてくるノーツをよく見て、落ち着いて処理していけば難なくフルコンボを取ることとができます。筆者は2回目のプレイでフルコンボを達成しました。難易度「EXPERT」は難しいですね。全ノーツ数が933と非常に多いです。単押しや同時押しのノーツがとても多く、まさに”物量勝負”な譜面になっています。プレイしていると指が疲れますね。連続プレイは厳しいです。ただ、フリックやスライドは少ないため、慣れてしまえば単調な譜面です。900を超えるノーツのすべてを捌ききることさえできれば、フルコンボの達成も夢ではありませんよ。■2曲目「Dragon Night」ハロー、ハッピーワールド2曲目は「Dragon Night」です。2017年12月31日に実装されましたね。カバーしているのは「ハッピー、ラッキー、スマイル」でおなじみ、ハロー、ハッピーワールドです。原曲は4人組のバンドSEKAI NO OWARIが2014年に発表した楽曲です。ボーカルのFukaseがトランシーバー型のマイクで歌うパフォーマンスが話題になりましたね。SEKAI NO OWARIの楽曲はメッセージ性の強いものが多く、特にその歌詞は独創性に溢れています。「Dragon Night」の歌詞も戦争や平和などを連想させる歌詞となっており、そのメッセージ性は非常に強いと思います。ハロー、ハッピーワールドがカバーした「Dragon Night」は原曲をよりポップにした感じですね。SEKAI NO OWARIが歌う原曲はロック感が前面に出ている楽曲でしたが、ハロー、ハッピーワールド版はなんだかキュートな印象がありました。また、サビ終了後の部分のメロディーが原曲よりもスタイリッシュになっており、なんとなくクラブミュージックっぽい感じがありました。実際にプレイしてみての感想ですが、難易度「HARD」は楽勝でした。初見プレイでフルコンボを達成することができました。譜面の特徴はスライドが多いことですね。スライドが苦手な方は少し苦戦するかもしれません。難易度「EXPERT」もそこまで難しくはありません。ただ、こちらも「HARD」同様にスライドの多い譜面となっています。スライドを正確に処理することができれば、フルコンボを達成できるでしょう。慣れればいけます。■3曲目「残酷な天使のテーゼ」Roselia新年1発目に実装されたのは「残酷な天使のテーゼ」です。カバーを担当したのはRoseliaです。以前、Roseliaは「魂のルフラン」をカバーしているので、今回のカバーはある種順当なものだと言えますね。原曲は『新世紀エヴァンゲリオン』のOPテーマです。歌っているのは高橋洋子さんです。カラオケのランキングで常に上位にいる楽曲なので、知っている人も多いことでしょう。アニソン屈指の知名度を誇る本楽曲の実装は話題になっていましたね。筆者もどこかのタイミングで実装されるとは思っていましたが、まさか年末年始に合わせてくるとは想像もしていませんでした。Roseliaによるカバー版は原曲にある重厚感が軽減されて、ライトな印象がありましたね。原曲もカバー版も良いことに変わりはないのですが、カバー版のほうが軽快で聴きやすい感じがあります。アップテンポなアレンジがされたことで、バンド楽曲にリシェイプされています。実際にプレイしてみた感想ですが、難易度「HARD」は問題なくクリアできました。チョチョイのチョイですね。ただ、イントロ部分のメロディーが原曲とは全く異なるので、初見プレイ時は戸惑うかもしれません。また、AメロとBメロで片手はスライド、もう一方の手は単押しといった両手を別々に動かさなければならない場面がありますが、「HARD」のそれは難しくありません。問題は難易度「EXPERT」です。「HARD」同様にそれぞれの手が別々の動きをする場面があるのですが、なかなかに難しいですね。片方の手のスライドのリズムを意識しながら、もう片方の手で単押しのリズムを取るのは結構キツイです。また、トリルが思いのほか厄介ですね。きちんとリズムが取れていないとミスを連発することになります。イントロの短いスライド+単押しもミスを誘発します。■4曲目「Redo」Afterglow三が日の2日目に実装されたのが「Redo」です。カバーをしているのは幼馴染5人で結成したバンドのAfterglowです。原曲は『Re:ゼロから始める異世界生活』のOPテーマとして発表された楽曲です。歌っているのは鈴木このみさんです。2016年に放送された『Re:ゼロから始める異世界生活』ですが、アニメ放送当時から現在まで人気が継続していますね。アニメの人気に相まって、楽曲「Redo」の人気も高いですね。Afterglowの楽曲は、ボーカルの美竹蘭(CV:佐倉綾音)の歌声に引き込まれるものが多いですが、今回のカバーもすごいですね。蘭ちゃんが超絶カッコいいです。蘭ちゃんのイケボが遺憾なく発揮されているカバー楽曲です。また、原曲よりもドラムのアタックが強いですね。ドラムの音がはっきりと響いているためか、バンド楽曲感が強くなっているように思います。実際にプレイしてみての感想ですが、難易度「HARD」でもミスが発生しますね。Aメロにあるスライド+単押しや「ティアドロップス」ばりの往復スライドがミスを誘発します。練習が必須になりますね。難易度「EXPERT」では、ミスの誘発ポイントがさらに増えます。フリックやスライドが多く、一度のミスが次のミスを生み、ミスの連鎖が起こってしまいます。特に、Aメロとサビのノーツ密度が非常に高く、流れてくるノーツの処理がかなり難しいです。筆者もクリアはしましたが、フルコンボはできていません。■5曲目「君じゃなきゃダメみたい」Poppin’Party「ゆく年くる年カバー楽曲追加キャンペーン!」最後の実装楽曲は「君じゃなきゃダメみたい」です。カバーを担当したのはPoppin’Partyです。原曲は2014年に放送されたアニメ『月刊少女野崎くん』のOPテーマです。歌っているのはオーイシマサヨシさんです。2017年に発表された「ようこそジャパリパークへ」をきっかけに多くの人が名前を知ることになったオーイシマサヨシさんですが、この名義で創ったはじめての楽曲が「君じゃなきゃダメみたい」です。Poppin’Partyによるカバー版はキュートでキャッチーな楽曲となっており、ポップな仕上がりになっています。原曲はギターのアタックが強いファンクな楽曲でしたが、カバー版ではギターのアタックが抑えられており、Poppin’Partyというバンドの楽曲になっていました。筆者はオーイシマサヨシさんが歌う原曲が好きだったので、今回のカバー楽曲実装が非常に楽しみでした。「君じゃなきゃダメみたい」が、Poppin’Partyのキュートなロックに上手く落とし込まれていたことに大満足ですね。実際にプレイしてみての感想ですが、この楽曲はなんだか不思議な感じですね。筆者個人の意見ですが、「EXPERT」よりも「HARD」のほうが難しく感じました。というのも、難易度「HARD」の譜面は妙にリズムが取りにくいのです。なんというか、若干テンポが遅いような気がします。ただ、楽曲の時間は原曲と大差ないので、実際はテンポが遅いなどということはないんですけれど。筆者の感覚的なところがありますが、「HARD」のリズムをうまくとらえられず、なかなかフルコンボができずにいます。リズムをつかみ切れていないために、長めのトリルでいつもつまずいてしまいます。難易度「EXPERT」は簡単ではありませんが、リズムをとらえることはできました。「EXPERT」では、ロングノーツみたいなスライド(スライド終わりがフリック)が登場します。スライド終わりのフリックのタイミングがズレてしまいミスを誘発することが非常に多いです。また、サビの同時押しラッシュが激しく、ノーツの密度もかなり高いです。サビ後のジグザグフリックもミスが起きやすいため、フルコンボは難しいと思います。■「ゆく年くる年カバー楽曲追加キャンペーン!」で追加された5曲をプレイしてみましたよ!のおわりにいかがでしたか?年末年始にかけて「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」で実装された5曲は、どの楽曲もクセのある楽曲となっています。ただ、どの楽曲もとても楽しくプレイすることができる楽曲です。いきなり難易度「EXPERT」に挑戦することはオススメしませんが、みなさんも「バンドリ!ガールズバンドパーティ!」をプレイしてみてください。きっと楽しいですよ!2017年アニメのアニソンを振り返ってみよう!おすすめの12曲2017.12.31(あにぶ編集部/タングステン)
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