男子がやめてほいことNo.1、恋愛における『悪魔の証明』とは
最近よくテレビでも見かける『悪魔の証明』。簡単な例を挙げると、「サンタが“いない”証拠はないから、サンタは“いる”」というように、「ない」ことの証明に大きな負担を生じるもののことを指します。「ある」ことを証明するにはひとつでも例を挙げれば済みますが、「ない」ことを証明するには、すべてのものを調べつくさなければなりません。つまり、実際には不可能で、証明できないことから『悪魔の証明』と呼ばれているのです。これを他人事だと思っている人も、知らないうちに、彼に『悪魔の証明』をもとめているかもしれません。恋愛における悪魔の証明ってどういうことなのか、ちょっと例を挙げてみるのでチェックしてみてください。前の彼女と関係がない事を証明するのはむずかしい疑いだすときりがない、そして彼を問いつめても、自分が思うような答えはでてこない。疑いだすと、しだいに自分が思っていること(彼が前の彼女とまだ会っている)がまちがってないかどうかを彼に証明してほしいのか、自分が納得できる答えがほしいだけなのか、わからなくなってしまうことがあります。けっきょく、彼にいつまでも悪魔の証明を求めていると、気まずくなるだけ……。「前の彼女との関係を気にして、また会ってるんじゃないかと疑われてました。いくら『いまはお前が彼女なんだから自信持て』って言っても、前の彼女の痕跡ばかり探し出して詰められるようになったから、だんだん息苦しくなって、別れました。」(男性/34歳/会社員)信頼している彼女に疑われるのは、かなりつらいものがありますよね。いちど疑いだすと、いくら彼に愛している言われても、なかなか納得できなくなってしまいがち。彼を信用してあげないと、しあわせな関係は、築いていけないでしょう。とにかく『他の女』を排除して証明して欲しい彼女「スマホの連絡先をチェックしていき、女と思われる名前はすべて、関係をしゃべらされました。とくに、あだ名で入れている人に関してはあれこれ聞かれて、連絡先の消去までをもとめられました。俺はどれだけ信用できないんだ?って思いましたね。もちろん、付き合いは長く続きませんでした。」(男性/29歳/営業)浮気の可能性があるものはすべてなくしてしまわないと!と思うあまり、彼を束縛してしまったパターン。そこまでしないと信用できないのなら、おたがいに苦しいだけ……。お別れした方がいいでしょう。浮気をしていない証明できない最近態度がつめたい。仕事がいそがしいとは言うけれど……。そこで真っ先に思いつきやすいのが、浮気かもしれません。しかし安易に疑いを口に出してしまうと、結末はあまり良くないようです。「仕事がいそがしいときでもこまめに連絡をしてほしいというので返してはいたんですが、そっけない返事になってしまうことも……そしたら勝手に浮気だと疑われて、問いつめられました。なにを言っても納得しないので、最後はぐちゃぐちゃになりながらも別れることに。ホント辛かった。」(男性/33歳/ショップ店員)というよくある結果になりがち。もし、自分の浮気を疑われたらどう説明しますか?スマホを渡す?口で説明する?GPSを見てもらう?友達に説明してもらう?それでも彼が信用してくれなかったら……?やっぱりそこで「こんなに彼に信用されてないのか」と思ってしまうのではないでしょうか?立場が反対になったとき、されていやだなと思うことは、相手にもしないことが大切です。疑う心が口にでたとき『悪魔の証明』になるひとつ疑えば、さらに疑いがでてしまう。彼との信頼にスキができたとき、つい口にでてしまう。そしてなにひとつ罪のない人を有罪にしてしまいかねないのが、悪魔の証明です。浮気を証明するのは簡単ですが、浮気していない証明するのはとてもむずかしい。いつまでも疑うのは、おたがいにとっていやな気持ちにしかならなりません。疑う心がでてきてしまったときは、よく考えてから口にしましょう。たとえ疑っていても、あなたの気持ちを押し付けるのではなく、相手を気づかうことが必要ですよ。(只野/ライター)(愛カツ編集部)
愛カツ