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ラブライブ!サンシャイン!! (2期) 6話感想―これぞ“スクールアイドル”、これぞ“ラブライブ”。【感想コラム】
TVアニメ『 ラブライブ!サンシャイン!! (2期) 』6話「Aqours WAVE」。新曲「MIRACLE WAVE」に、千歌の成長…そして“終わり”を感じる…など、てんこ盛りの第6話を、まずは振り返ってみましょう。Contents1 ラブライブ!サンシャイン!! 2期6話「Aqours WAVE」ふりかえり1.1 地区大会へのリベンジ1.2 あの時夢見た、私たちのAqoursを完成させたい1.3 一つくらい恩返ししたい。1.4 みんな信じてくれて、ありがとう。2 ラブライブ!サンシャイン!!2期6話「Aqours WAVE」感想2.1 今度は“みんな”が千歌の背中を。2.2 ―ラブライブは「悩みの物語」ですよね。2.3 MIRACLE WAVEがMIRACLE呼ぶよ2.4 終わり近づき…■ラブライブ!サンシャイン!! 2期6話「Aqours WAVE」ふりかえり地区大会へのリベンジTVアニメ1期13話で描かれた「東海地区予選」は残念ながら落選。3年生の卒業もいよいよ近づいてきていて、更に地区予選当日までに入学希望者が100人に突破することが学校存続の条件。つまりこれが「ラストチャンス」というわけ。前回の第5話を通じて「善子と梨子」が更に仲良くなっていた場面も見どころでしたね。あの時夢見た、私たちのAqoursを完成させたい画像引用元:©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!しかし、生徒数の少ない「浦の星女学院」は圧倒的に不利。 そんな時、ある“ノート”を持った果南が。 2年前、今の3年生だけだった頃の「Aqours」のフォーメーションノートでした。でも果南はそれを今のAqours、千歌に託すことを拒みます。 自分たちだけの思い出を大切にしておきたい…という思いではなく 「幼馴染みとして、ずっと一緒に過ごしてきた千歌が大切だったからこそ」拒んでいたようにも見えました。そんな果南に鞠莉は言います。「否定しないで、あの頃のことを。私にとってはとても大切な思い出。だからこそやり遂げたい。あの時夢見た私たちのAqoursを完成させたい。」と。そして、果南は千歌に、果南たちの思い出詰まったノートを託すのです。一つくらい恩返ししたい。練習練習…でも成功できない千歌。でも諦めません。「でもやってみたいんだ。私ね、一番最初にここで歌った時に思ったの。みんなが居なければ何も出来なかったって。ラブライブ地区大会の時も、この前の予備予選の時も。みんなが一緒だったから頑張れた。学校のみんなにも、町の人たちにも助けてもらって。だから一つくらい恩返ししたい。」という強い思いがあるから。そんな千歌だからこそ、千歌だったからこそ鞠莉は「千歌っちなら出来るって信じてるから。今のAqoursなら必ず成功する。果南だって信じてるんでしょ?」と信じ続けたのでしょうね。梨子「何でも普通で、いつもキラキラ輝いてる光を遠くから眺めてて。本当は凄い力があるのに。」 曜「自分は普通だっていつも一歩引いて。」 梨子「だから自分の力でなんとかしたいって思ってる。ただ見ているんじゃなくて、自分の手で。」Aqours結成時から一緒に頑張って来た2人の言葉にも、強い思いと、じっくりと紡がれてきた千歌への信頼を感じましたね。みんな信じてくれて、ありがとう。それでも成功出来ない千歌。千歌「何でだろ。何で出来ないんだろう。梨子ちゃんも曜ちゃんもみんなこんなに応援してくれてるのに。嫌だ…嫌だよ!私、何もしていないのに…何もできていないのに…」「何もできていない」…そう自分を卑下する千歌に、曜と梨子はこう語ります。曜「千歌ちゃんがいたから私はスクールアイドルを始めた。」 梨子「私もそう。みんなだってそう。」 曜「他の誰でも、今のAqoursは作れなかった。千歌ちゃんがいたから今があるんだよ。そのことは忘れないで。」 梨子「自分のことを普通だって思ってる人が諦めずに挑み続ける。それが出来るってすごいことよ。すごい勇気が必要だと思う。」 曜「そんな千歌ちゃんだからみんな頑張ろうって思える。Aqoursをやってみようって思えたんだよ。」 梨子「恩返しなんて思わないで。みんなワクワクしてるんだよ。千歌ちゃんと一緒に、自分たちだけの輝きを見つけられるのを。」そして、彼女たちは地区大会に挑むのでした。■ラブライブ!サンシャイン!!2期6話「Aqours WAVE」感想今度は“みんな”が千歌の背中を。画像引用元:©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!さて、超感動回だった第6話「Aqours WAVE」。 中心に描かれていたのは主人公・高海千歌ちゃん。千歌はこれまで「輝きを信じて」Aqoursを作り…メンバーそれぞれの持つ悩みを、一緒になって乗り越えてきました。 善子の“堕天使”…ルビィの“アイドルをやりたい”…など、様々なメンバーの想いに背中を押してきた千歌。だからこそ、今回、今まで背中を押していた分、今度はみんなに背中を押してもらえた…そして「奇跡」を起こすことができた。 それだけに、三津浜でのラストシーンは涙が止まらなかった方も多いのでは。―ラブライブは「悩みの物語」ですよね。私は以前、ある方からこういう事を言われたことがあります。ラブライブって「悩みの物語」ですよね。と。学生時代には、誰もが皆、何かしらの“悩み”を抱えているもの。 ラブライブ!は、メンバーが何かしらの“悩み”を抱えていて、それをみんなで解決していく様子を描いている。確かにそうだな、と思いました。そして、その“みんな”の中心にいたのが千歌。一見すると何も考えていなさそうで、「普通怪獣」などとおどけたりはしながらも常に前を向いて走って“いるように見えた”千歌。 ですが第6話では「自分は“普通”で“何もできていない”」という思いが、彼女の一歩を阻んでいました。そんな彼女の背中を押した曜・梨子…そしてそれを見守る6人。 ゆっくりかもしれない。もしかしたら転ぶかもしれない。でも最後まで諦めずに、全力で一歩一歩進んでいく…それが「ラブライブ」であり「スクールアイドルの素晴らしさ」だったんだなと改めて感じました。MIRACLE WAVEがMIRACLE呼ぶよ画像引用元:©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!今回登場した新曲「MIRACLE WAVE」。・悔しくてじっとしてられない、そんな気持ちだった。みんなきっと分かるんだね ・熱い熱いジャンプで新しい光掴めるだろうか?信じようよまさに「これまでのAqours」を象徴する一曲。だとすると、歌詞の終わり「“MIRACLE WAVE”が“MIRACLE”呼ぶよ」のMIRACLE WAVEとは何なのか…想像が付きますよね。衣装やパフォーマンスが素晴らしかった事は言うまでもありませんが、あのシーンやあのシーンなど…見れば見るほど発見出来る、そんなライブシーンでしたね。終わり近づき…画像引用元:©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!前回の感想コラムでも書きましたが、いよいよ「終わり」が近づいています。私もつい先日「もう終わりなのか……」と意識した瞬間が。 ふっと過ぎ去る“終わり”はとても悲しいですが、とても悲しいのと同じくらい大切な存在。これからのAqoursがどういった“終わり”を見せ、どういった“奇跡を起こすのか”に注目したいですね。ラブライブ!サンシャイン!! 2期 感想コラムのまとめ2017.11.03(あにぶ編集部/竹取の翁)
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