『いとしのムーコ』はキュートなわんちゃんが主人公!!
皆さんはいとしのムーコというアニメをご存じですか。2015年10月から2016年3月までテレビ東京系で放映された、女の子の柴犬らしき犬が主人公のかわいいアニメです。今でもDVDが発売されていますし、ABEMA PRIMEでも観られます。原作も連載されています。ただし、原作コミックの売れ行きが鈍り、原作の連載があと原作コミック1巻分で打ち切りというので、さびしいです。ムーコは吹きガラス工房を営む飼い主のこまつさんが大好きです。一生懸命日本語!?をしゃべるのですが、しょせんは犬語のため、こまつさんには通じません。また、ムーコがしゃべるとき、吉田仁美さんという声優が話すのと同時に、ひらがなで画面に言葉が出てくるので幼い子供がひらがなを勉強するのにぴったりかもしれません。■ムーコはいつも元気いっぱい画像引用元:© みずしな孝之・講談社/いとしのムーコ製作委員会ムーコは庭の池にはまることがあります。その時はこまつさんに口をぎゅっと握られるお仕置きをされます。ブランケットをぴーっとひっぱってほつれさせることも大好きです。いつも元気いっぱいで、見る人を明るくさせてくれます。そんなムーコの自慢はおはながつやつやなことです。犬の元気のバロメーターは鼻が湿っていて輝いていることだからでしょう。原作コミックの表紙のムーコは、鼻のところが特殊加工されていて、つるつるしていて輝いています。それほどおはなつやつやにこだわっているのです。■そのムーコの行動、納得!!ムーコは、よく自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回ります。飼い主のこまつさんが大好きで、他の人はそれほどではありません。獣医さんが嫌いで、動物病院に行く道を通るだけでびびってしまいます。こまつさんに女性(篠原さん)が近づくだけで嫉妬でいっぱいになっておなかがぐるぐるいいます。(本人は自覚なしですが)ムーコのモデルは実在していて秋田にいるのですが、原作者のみずしな孝之さんは特に参考にしてないみたいです。むしろ取材にムーコに会った際、原作と実在のムーコがあまりにエピソードが似ていてびっくりしたほどです。視聴者は、ムーコが自分の飼い犬に似ているエピソードがあって「おんなじだ!!」と共感するところがたまらないのでしょう。■個性豊かな登場人物画像引用元:© みずしな孝之・講談社/いとしのムーコ製作委員会…って、アニメの登場人物が個性豊かなのは当たり前じゃないか!!と思われたでしょう。でも、いとしのムーコに出てくる登場人物はひときわなのです。こまつさんはムーコの一挙一動に怒ってばかりでなく、クールに吹きガラスを作ったり、楽しくムーコの散歩をしたりします。実在している方をモデルにしています。でも、こまつさんは一番オーソドックスです。うしこうさんは太っちょでスキンヘッドで、赤く染められたひげにサングラス。性格もユーモラスです。うしこうさんのモデルも実在していて、秋田のローカルタレントいしこうさんがモデルです。動物病院の獣医さんはオネエでこまつさんにモーションをかけてきて、さすがのこまつさんもたじたじです。長い髪にひげとたれ目と見た目も独特です。馴染みのバーの棒田さんは丸いサングラスにアフロヘアー。ボーダーの服を着ています。…などと普通のアニメに比べ、登場人物は少なめですが、個性豊かな仲間との触れ合いが面白味の一つです。さらに、第22話では、役者もやっている原作者のみずしな孝之が野球の実況として声優になっているという面白いシーンがあります。すごくうまいのでびっくりしますよ。あまり知られていないアニメですが、女の子の犬とその周りの登場人物との触れ合いがコミカルで面白いですし、テレビではオープニング、エンディングを含め16分の一話完結で見やすいです。全25話とボリュームも少なめで、すっきりしています。大人にも子供にもおススメのアニメです。ムーコのモデルを存じたければ、Twitterもやってますよ。グーグルをのぞいてみると、第一話が無料で見られるので、お試しに見てください。あなたもきっとムーコにぞっこんですよ。「フルーツバスケット」十二支になりたかった動物の心を持った人々は自分と向き合う中で成長していきます。自分が変わってると思う者に告ぐ‐『群れなせ!シートン学園』‐料理部へ集まれ!(あにぶ編集部/こばまき)
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