「君の名は。」キャラクター「滝くん」と「三葉」、そして斜め上の「涙腺崩壊シーン」ベスト3。
2016年8月に公開されたアニメ映画「君の名は。」より、ある日突然夢の中で入れ替わってしまう東京の都心に暮らす青年・立花 滝と山深い田舎町に住む少女・宮水 三葉との時空を超えたラブストーリーです。今回は、この「君の名は。」の2人の主人公である「滝くん」と「三葉」、そして筆者が涙腺崩壊した、ちょっと斜め上の3つのシーンを合わせてご紹介したいと思います。このページの目次1 都心で友人たちと楽しく過ごす青年・立花 滝2 都会に強いあこがれを抱く田舎っ子・宮水三葉3 筆者が選んだ「涙腺崩壊シーン」ベスト3。3.1 糸守のお祭り現場での、てっしー(勅使河原克彦)が放つ一言3.2 滝くんが被災者名リストを見た時のシーン3.3 てっしーとさやちんを見かけるシーン4 2016年の作品なのに、色褪せる事がない作品■都心で友人たちと楽しく過ごす青年・立花 滝画像引用元:©2016「君の名は。」制作委員会東京の都心に暮らす男子高校生。日々、友人たちと楽しく過ごしながら小遣いが瀬木のため、イタリアンレストランでバイトをしている。同僚の奥寺先輩へひそかに片思い中でデートに誘ったりすることも。建築や美術に興味を持っていて自分が描いた糸守町のスケッチを頼りに三葉を探した。宮水三葉と入れ替わった日は起床後に毎回彼女の胸を揉んでおり、その様子を起こしに来た妹の四葉に見られていたため、入れ替わりが解けて直接2人が出会った際には、三葉に文句を言われていた。「滝」って名前珍しいし、なんかかっこいい。友達との時間を大切にしていると、毎日学校行くの楽しそうだし真面目そうに見えていじられキャラなところも面白くていいな。入れ替わった事にびっくりしたのは分かるけど毎回胸を触られちゃうと変態って思っちゃうな。笑■都会に強いあこがれを抱く田舎っ子・宮水三葉画像引用元:©2016「君の名は。」制作委員会山深い田舎町に住む女子高校生。町長である父は家を出ており、小学生の妹、祖母と3人暮らし。性格は素直だが、家系の神社の風習である口神酒や舞の練習祭りの飾りとなる組み紐作り、父の選挙運動などに嫌気が差している。友人たちと小さく狭い町に住んでいることを嫌がり、東京の華やかな生活に憧れを抱いている。立花瀧と入れ替わった際は、彼が勝手に自身の体を触ったり、風呂に入ったりすることを禁止している。東京に行けたことがうれしくてカフェでスイーツをたくさん食べたり、彼が恋心を抱いている奥寺先輩と勝手にデートの約束をしたりと見た目大人しそうな感じなのに中身は積極的で驚いた。口神酒を作っている時や鈴を持って踊っている時の三葉の表情がとても女性らしく綺麗でした。 「滝くん」、「三葉」の二人に加えて、同級生の「勅使河原克彦」や「名取早耶香」、そして三葉の妹である「四葉」という、主役のオーラを放つキャラクター達によって、アニメ映画「君の名は。」の魅力は数十倍にも増幅されています。文字制限がなければ、この個性豊かのキャラクター達についても、是非ご紹介させていただきかったです。■筆者が選んだ「涙腺崩壊シーン」ベスト3。画像引用元:©2016「君の名は。」制作委員会このアニメ映画「君の名は。」を見て、涙腺を熱くしない視聴者はまずいないのでないでしょうか?いろんなシーンで涙腺崩壊ポイントがありますが、今回は筆者が体験した「涙腺崩壊ポイント」です。他の視聴者とは少し崩壊ポイントがズレているかもですが・・・。以下ネタバレがあるのでご注意下さいね。「君の名は。」を視聴していない方は、是非視聴してから読んでくださいね!糸守のお祭り現場での、てっしー(勅使河原克彦)が放つ一言お祭りに集まったなにも知らない村人をなんとか避難させる為に奔走する三葉とてっしー。しかし、彼女達の必死の呼びかけも虚しく、村人は避難しようとはしない。そんな中、三葉は滝くんの名前を思い出せないと涙を流す。「あの人の名前が覚え出せんの!」(←これも涙腺にグワッときたセリフ)「知るかッアホっ!これはお前が始めたことや!消防出して貰わんと、とても避難させきれん。行って、親父さんを説得してこいッ!」てっしーのこの言葉に涙腺崩壊しました。なんかこう、てっしーの三葉に対する思いとかも流れてきて、感動したシーンです。普通は「消防へ行け!」とか言いそうなもんですが、あえ指揮系統の上位である三葉の親父さんに命令させるように指示するとは・・・てっしーは普通のオカルトマニアではありませんね。滝くんが被災者名リストを見た時のシーン滝くんが糸守の詳細を知った後、糸守の状況を調べる為に図書館へ。そこで、糸守の現状を知ることになります。被災者リストに書かれていた名前は・・・。てっしーとさやちんを見かけるシーンほとんど最後のシーンで、滝くんは聞き慣れた、とても懐かしい話し方でテンポよく会話をするカップルに気が付きます。ハッとする滝くんですが、このシーンは最高にお気に入りで、最大に涙腺崩壊したシーンでした。記憶の断片を掴んだことがきっかけなのが、このシーンからラストシーンまで一気呵成に滝くんと三葉の距離が縮まります。個人的には、ラストシーンよりも感動したかもです。■2016年の作品なのに、色褪せる事がない作品今回、コラムの書くにあたって再びアニメ映画「君の名は。」を視聴しました。一番最初にアニメを視聴したときの三葉の涙と、4年後に見た三葉の涙は、同じものでありながら違う印象を受けました。この映画を初めて見たときから、幾分かでも自分が成長したのでしょうか?初めて見た2016年には感じなかった個々のキャラクターの感情表現などにも気がつく事などがあり、3度目の視聴ではありましたが非常に新鮮な印象を受けたまま、最後まで一気に視聴してしまいました。アニメ映画「君の名は。」、本当に4年も前の作品なのか?そう感じさせてくれる作品でした。 文章:あそしえいつ T.A映画「 君の名は。 」は、セルフオマージュを取り入れた究極のすれ違いを描いた作品!?(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
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