![【寺社油まき事件】容疑者「悪魔の電波塔に油」語った動画。「"日本の君"の本拠地」攻撃発言も](https://img.prepics.com/gazo/img/news/no_pic.png)
【寺社油まき事件】容疑者「悪魔の電波塔に油」語った動画。「"日本の君"の本拠地」攻撃発言も
全国の神社や寺などに、油のような液体がまかれた事件で、アメリカに住むキリスト教系宗教団体の創立者である医師(52歳)に逮捕状が出ていますが、この人物が自ら油をまいていた事を話す動画がYouTubeなどで公開されていることが判明し、波紋を呼んでいます。これは、同医師の宗教団体IMM(インターナショナル・マーケットプレイス・ミニストリー)がYouTubeに掲載した複数の動画の中で語っているもの。2012年12月(2013年の宗教団体設立前)に行なわれた集会で撮影された動画では、立山や石鎚山を「悪魔サタンが電波を出して」いる「悪魔の電波塔」と呼び、「神様」や「精霊」の命令によって二つの山の山頂の祠に油を注いだ行為に言及。立山では神主や他の登山客がいなくなった隙に頂上の祠に油を塗ったことや、石鎚山では他の参拝客が来る前に頂上の祠に油をそそいだことを武勇伝的に説明しています。さらに同じ動画では具体的に明言しないものの「"日本の君(キミ)"が住んでいる場所」「"日本の君"の本拠地」について「その場所に行って霊の戦いをしなさい」「徹底的に終らせなさい」「日本の君が本拠地を使うことができないようにしなさい」といった「機密使命」が「神様」や「精霊」からあったと宣言。さらにその数ヵ月後に行なわれたとみられる別の集会の動画では「"日本の君"をつかまえて追い出した」「今、日本に"君"はいません」とも言っています。また、「霊の目が開かれると(神社の)しめなわから悪霊がぶらさがっているのが見える」「神社を参拝してはいけません。神社は悪霊の巣窟です。油できよめました」など、日本の神社への敵意をむきだしにした発言も繰り返されています。この一連の動画や同人物の言動については大手メディアも注目。「『東日本大震災は“日本の君(きみ)”の首の骨を折るための神の意思』『呪われている寺社などを油を注いで清めた』などと話していた」「100カ所以上の神社や城郭、ほこらなどを訪れ、『油を注いで清めた』と説明。」(※「呪われた日本を油で清めた」「震災は神の意志」逮捕状の男、集会で主張 - 産経新聞)「山にあるほこらとみられる写真を示しながら、『油を注いだ』と説明」(油まいた男「悪霊の巣窟清めた」と話す動画公開 - 読売新聞)「『神社仏閣には悪い霊がいる。油でこれを清め、日本人の心を解放する』という趣旨の説明をしていた」(※「神社仏閣の悪霊、油で清める」 容疑の男、教団で説明 - 朝日新聞)と、医師の発言に触れています。この動画や、動画に関する報道を知ったネットユーザーの間では「神社仏閣が悪霊の巣窟とか呪われているとか馬鹿じゃねえの」「これは日本の文化への甚だしい侮辱」「ドッチが悪魔の電波塔なんだか」「お前の頭が悪の巣窟だよっ!」といったツッコミが噴出。また、「日本の君」に対する言及があったことから「つまり天皇家に油をかけた馬鹿」「今回の事件は天皇陛下に対する呪殺未遂である。」といった過激な反応も見られます。▼関連記事 神社などへの「油まき」事件、建造物損壊容疑で医師の男に逮捕状 逮捕状の男、長谷寺の被害前日に近くに宿泊か 千葉などの神社に油、レンタカーで移動か 千葉の神社に液体まいた容疑の男、奈良でも同様の犯行か
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