なんでそんなこと言うの?男性の言葉の裏の意味とは
彼と会話していて何気なく言ったことに対して「私のこと全然分かってくれていない!」と不満を感じることや、彼の返答に自分の人格まで否定されているように感じてしまった経験はありませんか?男女の会話にありがちなすれ違いが起こる理由、男性の言葉の裏の意味について迫ります。正論で説教してくる場合「コンビニで強引なおばさんに『私、2つしかないから先に入っていいわよね。急いでるのよ』と横入りされたんです。それを彼に愚痴ったら『なんでダメって言わないんだ』と逆に説教されてしまって。そんなこと言われたいわけじゃないのに!」(女性/26歳/飲食関係)女性同士だったら「酷い!ありえないよね」と相づちが返ってくるパターンが多いでしょう。でも、男性の場合は解決策を示すのが誠意だと思っているからこんな返答になるのです。こんなパターンで会話が噛み合わなくなり、不満を感じているなら、「会話にアドバイスは求めてない。そうなんだって聞いて」と最初に言っておきましょう。そうしておいてから話すほうが、お互いにシックリくる会話ができるでしょう。褒めてくれない場合「会社でTOEIC750点以上取ることが推奨され、必死に勉強してやっと超えたんです。彼にLINEして『すごくない?』と送ったら『それってすごいの?ちなみに俺は930点だけどね』と返ってきました。全然女心を分かってくれないんです……!」(女性/24歳/旅行会社勤務)男性にとっては大事なのはまず事実。頑張ったという努力よりも、実際に何点だったかという“結果”のほうが大事なんですね。だから、事実を告げてきた彼に全く悪気はないのですが、言われたほうは傷つくし、努力を否定された気持ちになってしまいますよね。こういうときは「私なりに頑張って結果を出したんだから褒めて欲しい」と素直に伝えるのが正解です。他のことを考えていて真面目に聞いていなかっただけの場合も「彼と一緒にテレビを観ていて。そのときに、来月の記念日をどうするかっていう話を振ったんです。そしたら『あー、任せる』とすごい適当な返事が返ってきて、ブチ切れてしまいました」(女性/27歳/広告関係)電話しながらペディキュアを塗って、何なら合間に拭き掃除もして……と複数のことが同時にできる女性に対して、男性って一度に一つのことしかできない人が多いんです。だから、テレビを観ていたときに話しかけても女性のように器用に切り替えられないだけ。話しかけるタイミングを意識するとすれ違いがぐっと減るはずです。裏の意味は”ほぼない”と思ってOK男性は女性のように「察して欲しい」という感覚がほとんどありません。だから、なにかを発言するときに裏の意味まで含めて言うこともないのです。必死に空気を読んで相手の意図を探ろうとすると、女性の側は疲れるしストレスが溜まってしまいます。男性の言葉はまさに「言葉通り」。それを悪くとってしまうときは、自分のなかのコンプレックスや彼への不満が同時に刺激されてしまっているのかもしれません。多くの男性は察することが苦手で鈍いので「気付いて」と期待するよりも「こうして欲しい」と素直に伝えてしまったほうがお互いに楽しく会話ができるでしょう。(上岡史奈/ライター)(愛カツ編集部)
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