TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第2話「初デートに波乱は付き物」【感想コラム】
さて、『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第1話では、思春期症候群という摩訶不思議な出来事がキッカケで関わり始めた咲太と麻衣でした。初デートはトラブル続きで思っていたより、切ないものでしたが、お互いの心の距離はかなり近くなりましたね!それでは第2話を見ていきましょう!このページの目次1 TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第2話「初デートに波乱は付き物」のあらすじ2 芸能界から消えた理由3 スクープの取り引き4 動揺を隠し切れない…5 TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第2話「初デートに波乱は付き物」の感想■TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第2話「初デートに波乱は付き物」のあらすじ前回から少し日にちが経って5月20日。まるで、透明人間のように見えない思春期症候群の麻衣は原因を探ることも兼ねて、咲太と2人でデートの約束をする。そして、2人は七里ヶ浜へ向かうのだった。麻衣はそこで“ある人物”と待ち合わせの連絡をとっていた。覚悟を決めて話合おうとするのだが――。■芸能界から消えた理由画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project咲太と麻衣は、スーパーで買い物をしていたのですが「麻衣さんが触れたものは見えてるの?」という疑問を「見えてないみたいよ」と軽い感じで答える麻衣。腕組みで胸をわざと押し当てたり、お互いに反応をからかい楽しんでいました。何ともいい雰囲気の帰り道に、咲太が「南条文香」(CV:佐藤聡美)から教えてもらった芸能界活動休止の理由を口にする。すると、麻衣は体を小刻みに震わせ、目には涙を浮かべて咲太の頬を思わずビンタをしてしまう。さらに続けて彼女はつらい胸の内を語ります。「あの人(麻衣の母親)は私を使って金儲けをすることしか考えてなかったのよ」そう聞いた咲太は男らしいくこう返しました。「だったら尚更、芸能界に戻るべきだと思う」強く後押しするように口にする。自分の一番の味方であるはずの母親が単なる仕事だと思って、麻衣の気持ちを考えず押し切ってしまった事が引き金でした。相当なストレスだったのでしょうね。■スクープの取り引き「活動休止の理由誰から聞いたの?」ちょっと不機嫌そうな麻衣から鋭いが飛んできたので、咲太はありのままに伝えます。咲太の胸の傷をネタとして、提供する代わりに教えてもらった情報でした。麻衣も焦りをみせて連絡先を聞き出し、その場ですぐに電話をかけるとある取引を持ちかけました。その内容は彼の胸の傷の写真、テレビに出すのはやめてほしい。「代わりにあるスクープを提供します。近々、私は芸能活動を再開します。」と宣言したことに、咲太は驚きました。ゆっくりと2人で歩きながら、芸能界復帰は自分で決めた事だと。いつもより少し明るく会話する麻衣は別れ際に咲太をデートに誘います。■動揺を隠し切れない…画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project大切な初デート当日。咲太は迷子の幼女を見かけ、交番へ連れて行こうとしますが誘拐と間違えられ、同い年くらいの見知らぬ女の子が現れて、おしりを蹴られてしまう。それが勘違いだと気づくと。なぜか?仕返しにと、見知らぬ女の子のおしりを蹴り返す展開に…。そんな事もあってすっかり時間を取られてしまい、待ち合わせに大遅刻します。麻衣は待ちくたびれた様子でした。何とか許してもらえて電車に乗る2人。行き先は、少し日が落ちて薄暗くなった七里ヶ浜の浜辺でした。マネージャーの母親に連絡を取って、芸能界復帰について話し合おうとしますが、麻衣には見向きもせずに素通りし、咲太のもとへ。咲太が“麻衣”という言葉を口にするたび、麻衣の母から返ってきた返答は変らなかった。「私に娘なんていないわ、冗談はよして」実の母親にすら“姿が見えていない”どころか“存在すら記憶から消えてしまった”状況に動揺を隠しきれない咲太と麻衣。まるで桜島麻衣が最初からいなかった、彼女の存在が記憶から忘れ去られていく―――。いやーここからですよ、不安そうな麻衣をしっかり支えよう、傍にいよう心に決めた咲太が積極的でカッコ良くなっていきました。■TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第2話「初デートに波乱は付き物」の感想画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Projectまず、第1話の冒頭に繋がる「ねぇ、キスしよっか」というセリフが出ていましたね。すごく印象深い始まり方だったので覚えていますが、ホントに繋がっているとしたら切な過ぎますねー。それに、麻衣を覚えている人がまだいるのかもしれないと望みにかけて、神奈川県の藤沢駅~岐阜県の大垣駅という長い距離を即決する行動力には驚かされました。まぁ、それほどまでに麻衣のことを好きだって気持ちの表れなのでしょうね。自分のことみたいに心配してくれて、傍にいてくれる咲太は麻衣にとって弱音を漏らせる唯一の存在ですし、心の距離が縮まっていくのも納得です。もし、1人だけとかなら…到底耐えられませんよ。意外だったのは途中から主導権がいつの間にか咲太に変わっていましたね。“大人の女性なら”という言葉に弱く、からかわれて顔を赤くしていた麻衣可愛かったです。シングルベットで2人横並びドキドキなシチュエーション。そんな中交わした会話には、所々に麻衣の不安そうな心情が表れていました。咲太の暖かい言葉に返した麻衣の“ありがとう”心がシーンとしました。まだ、明かされてない謎がたくさんありますね。不思議な女性「牧之原 翔子」はどういう存在なのか?なぜ、同じ高校の生徒たちだけは、麻衣を覚えているのか?ホント、次回が気になるところです。文章:あそしえいつYHTVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第1話「先輩はバニーガール」【感想コラム】(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
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