【メトロック2024】フレデリック「ライブすることがリフレッシュになっている」
18・19日に開催される『TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024』(以下『メトロック2024』)。人気アーティストが多数出演し、2日ともチケットが完売しているこの話題フェスを、ABEMAが今年も独占無料生中継する。【動画】フレデリックからメッセージが到着! 東京公演に先駆けて11・12日には大阪公演が行われ、計50組のアーティストが熱いステージを繰り広げ、集まったオーディエンスは極上の音楽を1日中楽しんだ。ORICON NEWSでは、大阪のステージに出演したアーティストたちにインタビューを敢行。『メトロック2024』のステージの感想やオーディエンスの反響、2024年後半の活動についてなど語ってもらった。今回は6月5日に新曲「CYAN」を配信リリースする4人組ロックバンドのフレデリック。――『メトロック2024』大阪公演のトップバッター、真っ青な青空が広がった中での最高のステージでした。朝一番にも関わらず、後ろの方までぎっしりと観客が入っていましたが、ステージを終えて率直な感想を教えてください。三原健司(Vo./Gt.):朝10時45分スタートのステージで、たまにありますが朝っていうのが結構珍しくて。ここまで集まってくれるのは、嬉しかったですね。――ライブ中、コールアンドレスポンスもすごく盛り上がっていましたよね。健司:そうですね!他のバンドのステージを待機している方もいらっしゃったと思うのですが、コールアンドレスポンスしてくれたりとか、そういうのも含めて音楽を楽しんでくれているのを感じて、僕たちもすごく楽しかったです。高橋武(Dr.):めちゃくちゃ楽しかったですし、あとはやっぱり健司くんの歌声の伸びを聴いているのが、すごく気持ちよかったです。演奏よりも、健司くんの歌のあそこが良かったな〜みたいなところがすごい思い出されるステージでしたね。――今日のセットリストの中で、印象的な瞬間ってありましたか?健司:今、春フェスの野外ステージに出演することが多いんですけど、めっちゃ青空が綺麗な、今日みたいな日に新曲の「CYAN」を披露すると、めっちゃ映えるんですよね。フレデリックって、結構ステージの照明とかも凝ったりしていて屋内でもいろんなことをするんですけど、野外ステージってそれができない時もあるじゃないですか。そんな時に、この景色の中で気持ちよく歌える曲が出来たんだなって感じて。今日も歌っていて本当に気持ちよかったです。――今日のセットリストはどのように決めたのでしょうか?健司:毎年毎年、大体新曲を入れたりするんですけど、それもフェスが今どんどん進化しているじゃないですか。今年も「このアーティストさんって『メトロック』に出演していたっけ」みたいな、新しい方達を呼ばれていたりとか。新人のアーティストさんがチャンスを掴んで出演されていたりとか。音楽フェスとして色々挑戦しているかたちがあるから、自分達も新しいものを見せずに安定感のあるライブしてもダメだなっていうのがあります。普段フェスでやらない曲をやったりとか、新曲を織り交ぜてみたりとか。そういうのを考えながら決めましたね。フェスで絶対やらないだろうなって思われる曲をやった時の、自分たちのファンの人が「やったなコイツ」みたいな顔をしている感じとか、見ていて楽しいです(笑)。一同:爆笑――でもファンの方々からしたら、嬉しいですよね!健司:知っている人は絶対少ないはずやけど、セットリストに入れてやろう、そしてファンの方は「これフェスにぶつけてくるんや」って思う、そういうやりとりが出来ている感じが楽しいです。――朝イチのステージでしたが、ステージ以外でのエピソードがあれば教えてください三原康司(Ba.):楽屋からステージが結構近いのですが、さっきKroi聴きながらステーキを食べていて、めっちゃ気持ちいいな!って思いました(笑)。高橋:そうね(笑)!康司:今のところ、まだその思い出しかないです(笑)。――去年の『メトロック2023』での思い出はありますか?高橋:去年はトリのステージだったのですが、取材など諸々終えて楽屋エリアに戻ってきたら、もう誰もいなかったのが思い出です(笑)。そうだよね、帰ってるよねっていう…めっちゃ静かだったよね(笑)。赤頭隆児(Gt.):今日もステーキを食べていたら、スタッフさんに「もう時間なんで」って呼ばれて、歩いてステーキ食べました。一同:爆笑高橋:結構ギリギリまで食べてたよね。――たくさんのフェス出演や、ライブツアーを開催されたりとすごくお忙しい日々を送っていらっしゃると思いますが、リフレッシュ方法などあったりしますか?赤頭:(晃司さんの方を見ながら)リフレッシュ大臣。康司:リフレッシュ大臣!?(笑)急に命名された…。半身浴とかですかね(笑)。赤頭:やっぱり各地でのライブがあると、ご飯ですかね。フェスとかのケータリングを食べたり。康司:野外フェスに出演すると、自然を感じながらゆったりできるのでリフレッシュになっているかもしれないです。普段はライブハウスとかホールのような場所が多いんですけど、自然を感じられるのは野外フェスの醍醐味というか。さっき外でステーキ食べた話をしていたと思うんですけど、それだけでもリフレッシュになりますね。高橋:そもそもライブすることがリフレッシュになっているっていう、元も子もない話になっちゃうからな…。康司:ライブ大好きバンドだから。健司:カッコよくなっちゃうな。高橋:別にいいんじゃない?(笑)一同:爆笑――いよいよ今年も残りあと約半年となりますが、2024年後半の活動についてぜひ言える範囲で教えてください。来年の2月には日本武道館でのライブもありますよね。健司:ありますが…たぶん、目の前のことを一生懸命やっているんだろうなっていう気がします。6月、7月と対バンがあって、8月は夏フェスが始まったりして、でもその瞬間瞬間を一生懸命やっているかと。武道館っていう目標がありつつも、そこに向けて人を集めるとかではなくて、一個一個全力でやりきったらみんな来てくれるだろうなっていう考え方でやっているので。変わらずやってるやろなっていう感じですね。気づいたら武道館に着いているんだと思います。赤頭:あと6月は誕生日があるからね(赤頭:6月26日、高橋:6月13日)。まず、そこやんな?健司:瞬間瞬間を大事にしよう(笑)。何が欲しいの?――プレゼントを贈りあわれているんですか?赤頭:リクエスト制なんです。健司:今年はイヤホンをもらいました。高橋:隆児くん何欲しい?赤頭:なんも考えてなかったな…。健司:靴とか?赤頭:そういうのも良いかもな、確かに。――その靴を履いて、ステージに立ったり…。赤頭:良いじゃないですか!来年のメトロックで!(笑)高橋:まあまあ履き潰して(笑)。康司:めちゃめちゃ派手なやつにしよう(笑)。――新曲「CYAN」についてどんな曲になっているか、またはどんな時に聴いてほしいかなどぜひ教えてください。康司:今日の天気がまさにって感じです。シアンっていう色が青空とか空の色に近いなって思っていて。その感じが今日のライブとか、フェスのシチュエーションに合っているなと思っています。青空に至るまでのいろんな天気があるわけじゃないですか。曇りの日があっても、この次は晴れるのかなと感じてもらいながら聴いてもらえたらいいなと思っています。健司:フレデリックにしては珍しく、朝聴く曲というか。夜を貴重した曲が多かったと思うのですが、「CYAN」は一日の始まりとかに聴くと良いスタートが切れそうだなと。康司:久々にめっちゃ明るい曲だもんな。――本日のステージの様子は、19日にABEMAにて配信いたします。ステージのここに注目してほしい!というポイントがあればぜひ教えてください。健司:めっちゃ歌うまいんで聴いてください(笑)。「CYAN」が特に。赤頭:1サビ終わりとかね。康司:マジで今日の天気みたいだもんな。赤頭:天気みたいな歌声。健司:それ、俺が言ったみたいになりますか?(笑)恥ずかしい(笑)。一同:爆笑赤頭:「オドループ」の運動量を見て欲しいです。ステージでシャトルランしてるので。一個も映っていないのが不可能なくらい、走っています(笑)。高橋:ステージもですが、客席のみなさんもすごく楽しんでくださっていたので、そこにも注目して欲しいです!康司:「他所のピラニア」という曲と、新曲の「CYAN」が、陰と陽みたいな感じになっていて。その空気感みたいなものはフレデリックにしかたぶん出せないものになっているので。明るさを持っている曲もあるけど、逆に暗さを持っている曲もあって。その人間らしい部分も見てもらえたらなって思います。▼番組情報ABEMA「メトロック2024」特設ページ:https://abema.tv/lp/metrock2024『メトロック2024独占生中継!Day1』5月18日(土)前11:00~放送チャンネル:メトロックチャンネルURL:https://abema.tv/channels/metrock/slots/9aCi5Hc1bAGxCX『メトロック2024独占生中継!Day2』5月19日(日)前11:00~放送チャンネル:メトロックチャンネルURL:https://abema.tv/channels/metrock/slots/9aCi4gHsLnvudH
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