『 機動戦士ガンダム SEED DESTINY 』アウル・ニーダとアビスガンダム、口は軽くても実力は本物!?
今回触れていくのは、アニメ『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』に登場するアウル・ニーダと、彼の愛機であるアビスガンダムについてです。アウルはエクステンデッドと呼ばれる強化人間なのですが――※氷雨みやこさんが、エクステンデッドに関する記事を書いてくれていますので、その説明は省きます。ガンダムSEEDシリーズ「 ブーステッドマン 」と「 エクステンデッド 」、戦うとどっちが強い?2017.06.11こちらの記事です。というわけで、見ていきましょう。■『 機動戦士ガンダム SEED DESTINY 』の強化人間アウルは、地球連合軍第81独立機動群ファントムペインの一員です。なんだか小難しい名前ですが、要は遺伝子を改造しているコーディネイターに対抗するべく作られた、不正規特殊部隊です。TVアニメ版だけを見ていると、強化人間部隊のような印象を受けますが、連合正規部隊も含まれているようです。もっと簡単に言ってしまえば、条約違反の武器も使用する過激な部隊です。アウルも好戦的な性格をしていますが、兵器の一部として扱われているかわいそうな少年でもあります。また、常に明るく、少々クチの悪いところも目立ちます。■水中戦も得意なガンダムアウルの愛機は、アビスガンダム。水色をした水陸両用試作型可変モビルスーツ――要は、変形して水中での戦闘も得意となる機体です。開発したのはザフト軍ですが、『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』の第1話にて、一緒に収納していたカオス、ガイア共々アウル達ファントムペインに奪われます。そんなアビスの装備は以下の通り。 ・MMI-GAU1717 12.5mmCIWS ・MMI-GAU25A 20mmCIWS ・MGX-2235 カリドゥス複相ビーム砲 ・M107 バラエーナ改2連装ビーム砲 ・M68 連装砲 ・MA-X223E 3連装ビーム砲 ・MMI-TT101Mk9 高速誘導魚雷 ・MX-RQB516 ビームランス要は、実弾武器とビーム砲を兼ね揃えた機体です。ビームランスはリーチがあり、実体のある刃もついているため水中での使用も可能。作中では、海中での戦闘で活躍したこともある機体です。しかし、水陸両用とは言え、地上での格闘戦はあまり得意ではない様子。まあ、どちらかといえば射撃が得意な機体ですね。■数々の名セリフを持つアウルの一番の名言は、「ごめんねぇ、強くってさぁ!」です。 アビスを操り次々ザフトのMSを屠っていくアウル。好戦的な性格がよく現れたセリフです。他にも、「どーすんの? あんなの予定にないぜ」 「はん! 首でも土産にしようっての!? かっこ悪いってンじゃねー? そーゆーの!」 「じゃあ、お前はここで死ねよ!」などなど、軽い口調や口の悪さが目立つセリフも豊富です。好戦的な印象を受けるアウルですが、記憶をいじられ戦う道具にさせられている少年だと思うと、これらのセリフにも深いものを感じてしまいます。けれど、対戦系のガンダムゲームでは、とにかく煽るようなセリフが多いので、使っていて楽しいキャラクターだとも思います。機動戦士ガンダム SEED DESTINY における人種と思想(あにぶ編集部/星崎梓)
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