TVアニメ「あんさんぶるスターズ!」第一話『新風』【感想コラム】
「あんさんぶるスターズ!」のアニメがついに放送されましたね。7月7日(BS11は7月9日)からスタートしたので今更感がありますが、じっくり鑑賞しましたので第一話『新風』の感想を書きたいと思います。このページの目次1 転校生が登場2 Trickstarとの出会い3 「龍王戦」4 生徒会執行部5 氷鷹北斗の謝罪6 Trickstarによる学院の改革が始まる■転校生が登場ストーリーは夢ノ咲学院のプロデュース科に転校してきた女子生徒、「あんず」のナレーションから始まります。あんずはゲームアプリ内ではプレイヤー自身であり、アイドルをプロデュースするという立場になります。あんずがアニメに登場するのか、ファンの間ではとても注目されていました。(コミックや舞台にあんずは登場しません)そのためアニメに登場するのが決まったとき、また声は声優の坂本真綾さんが担当すると判明したときは大きな話題となりました。■Trickstarとの出会い転校初日の朝、あんずは教室でパフォーマンスレッスンをしているTrickstar(以下トリスタ)と出会います。トリスタは明星スバル、氷鷹北斗、遊木真、衣更真央の4人で結成されたユニットです。お互いに自己紹介をし、昼休みは校内案内を申し出てくれたスバル、北斗、真とともにガーデンテラスに向かいます。ガーデンテラスではナポリタンを食べる鬼龍紅郎を発見。北斗「夢ノ咲学院はアイドルのアイドルによるアイドルのための学び舎で、日々より良いアイドルとなるために切磋琢磨している」■「龍王戦」ガーデンテラスで話をしていると突如ギターの音が響きます。野外ステージに集まる大勢の生徒たち、そこでマイクを持って司会をしているのは空手部所属の1年生南雲鉄虎。北斗によって夢ノ咲学院にはドリフェスという「アイドルとしての力量を競う催し」があり、勝てば成績が上がり優遇されることや、今開催されているのは最低ランクのB1「龍王戦」であることが説明されます。ステージに立つのはギターを持った2年の大神晃牙。ここでソロ曲を歌います。一方の鉄虎は「うちの大将がいない」とおろおろしています。大将とは空手部主将の鬼龍であり、晃牙の対戦相手です。そこに口元をソースで汚した鬼龍が登場し、転校生が差し出したハンカチで口元を拭くとステージへ上がります。「学院最強の男」を煽りまくる晃牙。ここから歌で勝負するのかと思いきや、始まったのはまさかのバトルシーン。龍王戦は殴り合い、蹴り合いOKのドリフェスです。これがアイドルもの…?と困惑した人も多いかもしれません。ステージから飛ばされた晃牙は空中で体制を立て直し、なんとあんずの背中に着地します。地面についてないからセーフだと主張しますがブーイングの嵐。画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会■生徒会執行部晃牙がまだ続けようとしたところで北斗が「本当の敵は誰か思い出せ」と叫びます。そこに現れたのは生徒会執行部。指揮をとるのは生徒会副会長の蓮巳敬人であり、横には同じく生徒会の姫宮桃李がいます。観客の生徒を連行する執行部と逃げる生徒たち。「はしゃぎすぎだよ豚ちゃんたち。逃げようとしても無駄。家畜小屋に帰る時間」だと姫宮はかわいい顔で言います。鉄虎は「空手部の歴史あるドリフェス」だと反抗しますが、聞く耳を持たない蓮巳は身内である鬼龍にも処罰を受けてもらうと言い渡します。衣更真央の協力もあり、倒れたあんずをスバル、北斗、真は担架で保健室まで運びました。■氷鷹北斗の謝罪ベッドで眠るあんずに付き添う北斗は、あんずに「嘘をついた」と謝罪をします。本当はこの学院は、「選ばれた良いアイドルのための学び舎で、はみ出し者は永遠に日の目を見ない。この学院は多くのアイドルを輩出しているが、家畜のように調教された人間味のないアイドルを生み出している。」と。そしてその体制を作っているのは生徒会であり、自分たちが生徒会を倒してこの腐った学院を改命すると宣言します。■Trickstarによる学院の改革が始まるアイドル作品のはずなのにバトルシーンがあったり、印象に残るセリフも多かった一話でした。これからトリスタがどうやって学院を改革していくのか注目です。あんさんぶるスターズ! アニメ情報あんさんぶるスターズ! の2.5次元舞台が人気な理由(あにぶ編集部/杏子)
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