祝2期決定!今だから見てほしい「 約束のネバーランド 」をおすすめしたい3つの理由!
今回ご紹介するのは、2019年1月よりノイタミナ枠にて放送された週刊少年ジャンプ掲載の人気漫画が原作の「約束のネバーランド」、略して「約ネバ」です。ジャンプ漫画原作アニメがノイタミナ枠で放送されることは珍しく、主人公が女の子など他のジャンプ作品とは違う見どころが多くある作品です。このページの目次1 作品の世界観を魅力的に描く演出がすごい!2 大人顔負けの超優秀な子どもたちが賢すぎる!3 敵は自分たちのママ! 息を飲む心理戦や駆け引きが面白い!4 「 約束のネバーランド 」2期も決定済み! 気になる今後の展開は?■作品の世界観を魅力的に描く演出がすごい!画像引用元:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会本作は「グレイス=フィールドハウス(通称:ハウス)」と呼ばれる家で生活している主人公のエマたち子どものお話です。ハウスの子どもたちは血の繋がりはないものの、みんな実の家族のように仲がよく、母と慕うママと幸せな日常を過ごしていました。ハウスの子どもたちは里親に引き取られるという理由で定期的にハウスから旅立ちます。ハウスの仲間・コニーが旅立つ日、本作の主人公・エマそしてノーマンは、コニーの忘れ物に気付いて近づくことを禁じられていた門へと向かうのでした。そこで亡くなっているコニーと「鬼」と呼ばれる人ならざるものの存在を知ります。そして自分たちは里親に引き取られるのではなくハウスから出荷され「鬼」に食べられる食糧であること、慕っていたママがそれを手引きしていることを知ります。ハウスの真実を知ったエマは同い年のレイにもこのことを伝えます。そして周囲から閉ざされた監視の厳しいこのハウスから、みんなで協力して脱出することを決意するのです。本作の物語の舞台はハウスとハウスの敷地内になっており、キャラクターたちの行動範囲は決して広くはありません。そのためキャラクターの行動も制限されがちですが、ママに気付かれないように少しずつハウスの秘密を暴き、脱出への準備を進めていくエマ達の姿がとてもスリリングで面白いです。演出面では独特のカメラワークの演出が光ります。具体的にはハウスの中を歩くエマ達を後ろからカメラで追うような演出があります。ハウスの奥行きが感じられたり、ハウス内の緊迫感を感じられる効果があるように感じました。原作の魅力的な舞台設定をアニメでさらに面白く演出している、スタッフさんの演出面の工夫に注目してほしいですね。■大人顔負けの超優秀な子どもたちが賢すぎる!画像引用元:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会本作にはたくさんの子どもたちが登場するのですが、みんなかわいくていい子ばかりです。なかでも注目なのは最年長組のエマ・ノーマン・レイの3人です。エマは高い運動神経や学習能力をもった女の子です。ノーマンは周囲を観察する目に優れた頭脳明晰な天才、レイはそんなノーマンと唯一渡り合える奇才といったところでしょうか。活動的で感情的なエマをノーマンとレイがフォローしたり、なだめることも多いです。一方のエマはとにかく仲間思いで今回の脱出も自分たちだけではなく、あくまでハウスの子ども全員での脱出にこだわります。年少の子どもと一緒なんで不可能だという声もあがりますが、エマはその点だけは譲りません。そのこだわりは優しさを通り越して、一種の狂気を感じるほど強いものです。他にもドンやギルダなどハウスの子どもたちと協力して、ハウスからの全員での脱出を目指します。そのためにハウスの秘密を暴いたり、脱走に向けた準備を着実に進めていくのですが、とにかく子どもたちの推理力や行動力の高さに驚いてしまうことばかりです。コ〇ン君顔負けの推理力や観察力、大人との駆け引きにはもう感心しっぱなしです。11歳でこんなに賢いって将来どんな大人になるんだろう、筆者は末恐ろしいです。またキャラクターそれぞれの性格や関係性のバランスもとてもよいので、お気に入りの子が必ず一人は見つかると思います。ちなみに筆者的はノーマン推しです。声優を務める内田真礼さんの少年ボイスは新鮮で、役ととてもマッチしていたと思います。■敵は自分たちのママ! 息を飲む心理戦や駆け引きが面白い!画像引用元:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会ハウスからの脱出を目指すエマたちの前に立ちはだかるのが、ハウスの責任者でエマたちのママにあたるイザベラです。笑顔が印象的でいつも子どもたちに優しく接するイザベラですが、実はハウスの子どもたちを鬼のもとへ出荷している裏の顔をもっています。さらに途中からはイザベラの補佐(監視)役として、ハウスにクローネという刺客もやってきます。「約ネバ」最大の見どころは脱出をもくろむエマとイザベラたち大人との、高度な心理戦や駆け引きです。エマ達は優秀な子どもですが、イザベラもエマたちの思惑を知ったうえであえて泳がせて様子を見たり、エマたち以上に頭が良く何を考えているのか分からない人物です。またクローネはイザベラからママの座を奪うべく、エマ達に協力を持ち掛けてきたりとこちらも先が読めない展開が続きます。エマたちとママとの何気ない会話の中で静かに繰り広げられるお互いの心の読み合いはとても緊張感があって、毎回ドキドキ・ハラハラします。エマたちとママ、果たしてどちらの思惑が上回るのか、最後まで見逃せません。■「 約束のネバーランド 」2期も決定済み! 気になる今後の展開は?最終話放送後、2期が2020年に放送予定であることがアナウンスされました。原作も掲載中という事もあり、原作の展開との兼ね合いなども気になる部分です。とはいえまずは1期を見ないことには始まりません!エマたちの不可能とも思われる挑戦は成功するのでしょうか?エマ達の勇士を最後まで見届けてもらいたいです!TVアニメ『 約束のネバーランド 』第1話 「121045」【感想コラム】(あにぶ編集部/ふきのとう)
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