『過保護のカホコ』から学ぶ“周囲から愛される方法”
水曜22時から放送中のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)。“史上最強の箱入り娘”の根本加穂子(高畑充希)は、世間知らずなところも多々ありますが、それでも家族や親戚、そして彼氏の麦野初くん(竹内涼真)からとても愛されていますよね。そこで今回は「カホコが周囲のみんなから愛される理由」について考えてみたいと思います。 1、 相手の立場になって考えることができるから第6話~7話にかけて、カホコはばぁば・初代(三田佳子)の重い心臓の病気について知ってしまいます。命に関わる問題だからこそ、家族のみんなにも相談したくなるカホコですが、それでも初代の「みんなには言わないで欲しい」とのお願いをしっかり守っていました。また「病院ではなく、いままで通り家で過ごしたい」という初代の気持ちも理解してあげようとしていましたよね。カホコはいつでも自分の気持ちだけを押し付けるのではなく、相手の立場になって考えています。初代の心臓の病気は偶然知ってしまったことですが、それ以外にも環(中島ひろ子)や衛(佐藤二朗)のことなど、様々な問題がありますよね。カホコは相手の立場に立って物事を考えられるからこそ、親戚の人もツラい秘密や言いづらい問題を話すことができるのかも。 2、 人が傷付くことを言わないからばぁばが重い病気を患ったと知ってしまったカホコは、毎年恒例のイトちゃん(久保田紗友)の誕生日会を開催したいと考えます。でもイトちゃんは誕生日会をやりたがらず、それでも食い下がるカホコは親戚のみんなから責められることに……。でも周囲からいくら嫌なことを言われても、相手が傷付くようなことは絶対に口にしないカホコ。普通だったら怒鳴って大ゲンカになってしまってもおかしくないですよね。どんなに自分の気持ちを理解してもらえなくても、誰も傷付けない優しいカホコはみんなから好かれて当然かも。 3、 みんなを愛しているからカホコは温室育ちだからこそ、時にはまっすぐすぎる行動を取ってしまうこともあります。はたから見るとちょっとおせっかいなくらい……。でもそれもすべては「みんなを心から愛しているから」なんですよね。そのことを理解しているばぁばは、亡くなる直前にカホコに「誰よりも一番、うちの家族のことを愛しているじゃないの」との言葉を残していました。誰かに愛されたかったら見返りを求めずに、まずは自分から人を愛していくことが大切なのでしょう。 おわりにどんなに苦しいことがあったとしても優しさを忘れずにいれば、きっと周りの人からも愛してもらえるようになるはず。来週で最終回の『過保護のカホコ』ですが、カホコから愛され女子の秘訣を学んじゃいましょう!(和/ライター)(愛カツ編集部)
愛カツ