なぜ男は昔の話をすると不機嫌になるのか？

こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

男性とごく些細な言い争いの時に、

「そういえば、あの時もあんなことされて嫌だった」

「過去の話を蒸し返されてしつこい！」

大ケンカに発展してしまった。そんな経験はないでしょうか？

なぜ、男性は昔のことを話すと嫌がるのでしょうか？

●男は過去にどう感じたかは忘れている

別に物覚えに男女差が大きくあるような気はしなのですが、なぜ男性は「昔の話を蒸し返して！」と感じるのでしょうか？

脳科学に基づく感情分析の第一人者黒川伊保子氏によると、それは脳の構造に違いがあり、女性は過去の出来事とその時の感情までセットで覚えている傾向があるのに対して、男性はそこまで記憶していないことが多いようです。

黒川氏によると、女性の方が左脳（読む、書く、話す、計算するなど知性を司る）と右脳（見たり聞いたりして認識する、イメージを掴む、ひらめくなどの感性を司る）をつなぐ脳梁が太いそうです。

その為女性の方が感情的になりやすく、また、女性は他人の感情の変化にも気が付きやすく、「元気なさそう」「すごく嬉しそうだ」など相手の些細な変化にも気がつけるそうです。

脳の違いによって記憶の仕方にも違いがあり、

「結婚式準備を全く手伝ってくれなくて私1人でやって辛かった」

「付き合って初めてのデートがお花見ですごく楽しみで寝れなかった」

の様に女性は過去の出来事をその時の感情もセットで覚えている事が多い。

男性は出来事を覚えていても、その時の感情は思い出せないケースが多く、そのため自分が覚えてもいないことで責められているように感じてしまいやすい。

自分にとっては「あんな昔のこと」だとしても女性には通用しないかも。

女性は誕生日や記念日を忘れられたら後々まで覚えている可能性が高いです。面倒くさい！かもしれませんが、女性はそういうもの。出来るだけ忘れないように管理して、円満を心掛けて欲しい。

例えば、10年以上前の不倫が原因で離婚を切り出される旦那もいるそうです。妻は子どもが小さいから見てみぬふりをしていたそうです。「今がいいからいいよね」は女性には通用しない可能性も。

男性は覚えていません。忘れたのは、あなたに対して興味がないわけではなく、男性はそういうもの。

「あの時は楽しかった」とうれしい事ならいざ知らず、「あの時は嫌だった」とマイナスの思い出を持ち出して、今の関係を壊さないようにしたいですね。（菊乃／ライター）

（愛カツ編集部）

【参考】