『 グリンチ 』に大泉洋！うまい具合のイルミネーション作品の芸能人声優起用力をおさらいしよう！
『ミニオンズ』などでお馴染みのイルミネーションエンターテインメント最新作『 グリンチ 』の日本公開日がついに明らかになり2018年12月14日のクリスマスシーズンに公開されることとなりました。クリスマスが題材の本作においてはまさにベストタイミングでの上映となります。
さらに日本語吹き替え版にて主人公・グリンチの声を担当する人も明らかになりました。
それは、あの大泉洋さん！
大泉洋さんといえば、これまでも『ブレイブストーリー』、『思い出のマーニー』、『バケモノの子』、最近では『映画ドラえもんのび太の宝島』など、数々のアニメーションに声優として参加している実力派。より『グリンチ』の出来に期待ができそうです。
そういえばイルミネーションエンターテインメントは、芸能人声優の起用がなかなか絶妙で、上手いという印象が強くあります。これまでのイルミネーション作品が、日本語吹き替え版にてどんな方々を起用してきたかをまとめてみましたので、その選出力がきっと分かると思います。
このページの目次
1 怪盗グルーシリーズ2 イースターラビットのキャンディ工場3 ペット4 SING/シング
■怪盗グルーシリーズ
イルミネーションの看板タイトル『怪盗グルー』シリーズの日本語吹き替え版といえば、グルー役の笑福亭鶴瓶さんが印象的。・・・ではありますが、もっと注目して欲しいのはアグネス役として起用されている芦田愛菜さん。2011年のドラマ『マルモのおきて』で爆発的なブレイクを果たした印象が強いのですが、それ以前の2010年時点ですでにシリーズ第1作『怪盗グルーの月泥棒3D』で声優参加を果たしております。
当時すでに実力派子役として話題になっていたとはいえ、ここまでのブレイクを果たして予見していたのか。まさにイルミネーションの先見の明を感じる例でしょう。
■イースターラビットのキャンディ工場
あまりイルミネーション作品としては知名度の低い実写も取り入れた2011年の作品『イースターラビットのキャンディ工場』。こちらでは主人公のフレッド役に、現在も様々な映画の吹き替えにも参加している千葉雄大さんを起用しています。
また注目は脇役のピンクベレー役に指原莉乃さんが起用されていること。これは主題歌に指原さんも所属するユニットNot yetの曲が起用されている縁もあっての出演なのですが、他のメンバーを差し置いて、指原さんだけがゲスト声優として参加しております。当時はまだ前田敦子さんが卒業を発表する前という時期であったことを思うと、またもや先見の明がある起用だと、つくづく思わされます。
■ペット
ミニオンにつづくヒットIPとなった2016年公開の『ペット』。今作の芸能人声優として主人公のマックスとデュークに起用されたのは、バナナマンのお二人です。当時すでにバラエティ番組に引っ張りだこのお二人の起用は安直な起用にも思われるかもしれません。ですが実は、バナナマンのお二人はアニメーション声優を務めた経験が豊富な実力者コンビ。
『ハッピーフィート2踊るペンギンレスキュー隊』、『それいけ！アンパンマンよみがえれバナナ島』、『モンスターVSエイリアン』（日村さんのみ参加）、『少年マイロの火星冒険記3D』（設楽さんのみ参加）、そして同じくイルミネーション作品の『ミニオンズ』にも声優として参加しており、ある意味実力を買われての起用とも言えるのではないでしょうか。
■SING/シング
芸能人声優起用の変化球っぷりが見事なのが『SING/シング』でしょう。
作中のクライマックスが歌唱シーンということで、スキマスイッチの大橋卓弥さんやMISIAさんといった普通は芸能人声優としては並ばない歌手勢が並んでいるのが面白くもあり、理にかなっています。さらに注目は歌唱力に関してはあまり印象が強くなかった長澤まさみさんの起用です。長澤まさみさん演じるアッシュの歌唱シーンがまた見事。こんなに歌が上手かったのか、という驚きと発見がありました。日本語吹き替え版としての見どころを用意できたことは、本作のヒットの要因の一つでしょう。
また、山寺宏一さんや宮野真守さんなど、堅実な実力派声優陣も芸能人声優と同じくメインキャラクターにキャスティングしていくところも忘れちゃいけないところ。芸能人声優の起用には賛否もあったりする中ですが、どちらかに偏ることなく起用していくそのバランス感覚もイルミネーションエンターテイメント作品の魅力なのではないでしょうか。
映画は字幕派！という人も中には居ると思いますが、ぜひイルミネーション作品は日本語吹き替え版の方も体験してみて欲しいです。
映画『グリンチ』公式サイト：http://grinch.jp/
ミニオンでお馴染みのイルミネーションスタジオの2018年最新作『 The Grinch 』を最速予習！
(あにぶ編集部/ネジムラ89)
さらに日本語吹き替え版にて主人公・グリンチの声を担当する人も明らかになりました。
それは、あの大泉洋さん！
大泉洋さんといえば、これまでも『ブレイブストーリー』、『思い出のマーニー』、『バケモノの子』、最近では『映画ドラえもんのび太の宝島』など、数々のアニメーションに声優として参加している実力派。より『グリンチ』の出来に期待ができそうです。
そういえばイルミネーションエンターテインメントは、芸能人声優の起用がなかなか絶妙で、上手いという印象が強くあります。これまでのイルミネーション作品が、日本語吹き替え版にてどんな方々を起用してきたかをまとめてみましたので、その選出力がきっと分かると思います。
このページの目次
1 怪盗グルーシリーズ2 イースターラビットのキャンディ工場3 ペット4 SING/シング
■怪盗グルーシリーズ
イルミネーションの看板タイトル『怪盗グルー』シリーズの日本語吹き替え版といえば、グルー役の笑福亭鶴瓶さんが印象的。・・・ではありますが、もっと注目して欲しいのはアグネス役として起用されている芦田愛菜さん。2011年のドラマ『マルモのおきて』で爆発的なブレイクを果たした印象が強いのですが、それ以前の2010年時点ですでにシリーズ第1作『怪盗グルーの月泥棒3D』で声優参加を果たしております。
当時すでに実力派子役として話題になっていたとはいえ、ここまでのブレイクを果たして予見していたのか。まさにイルミネーションの先見の明を感じる例でしょう。
■イースターラビットのキャンディ工場
あまりイルミネーション作品としては知名度の低い実写も取り入れた2011年の作品『イースターラビットのキャンディ工場』。こちらでは主人公のフレッド役に、現在も様々な映画の吹き替えにも参加している千葉雄大さんを起用しています。
また注目は脇役のピンクベレー役に指原莉乃さんが起用されていること。これは主題歌に指原さんも所属するユニットNot yetの曲が起用されている縁もあっての出演なのですが、他のメンバーを差し置いて、指原さんだけがゲスト声優として参加しております。当時はまだ前田敦子さんが卒業を発表する前という時期であったことを思うと、またもや先見の明がある起用だと、つくづく思わされます。
■ペット
ミニオンにつづくヒットIPとなった2016年公開の『ペット』。今作の芸能人声優として主人公のマックスとデュークに起用されたのは、バナナマンのお二人です。当時すでにバラエティ番組に引っ張りだこのお二人の起用は安直な起用にも思われるかもしれません。ですが実は、バナナマンのお二人はアニメーション声優を務めた経験が豊富な実力者コンビ。
『ハッピーフィート2踊るペンギンレスキュー隊』、『それいけ！アンパンマンよみがえれバナナ島』、『モンスターVSエイリアン』（日村さんのみ参加）、『少年マイロの火星冒険記3D』（設楽さんのみ参加）、そして同じくイルミネーション作品の『ミニオンズ』にも声優として参加しており、ある意味実力を買われての起用とも言えるのではないでしょうか。
■SING/シング
芸能人声優起用の変化球っぷりが見事なのが『SING/シング』でしょう。
作中のクライマックスが歌唱シーンということで、スキマスイッチの大橋卓弥さんやMISIAさんといった普通は芸能人声優としては並ばない歌手勢が並んでいるのが面白くもあり、理にかなっています。さらに注目は歌唱力に関してはあまり印象が強くなかった長澤まさみさんの起用です。長澤まさみさん演じるアッシュの歌唱シーンがまた見事。こんなに歌が上手かったのか、という驚きと発見がありました。日本語吹き替え版としての見どころを用意できたことは、本作のヒットの要因の一つでしょう。
また、山寺宏一さんや宮野真守さんなど、堅実な実力派声優陣も芸能人声優と同じくメインキャラクターにキャスティングしていくところも忘れちゃいけないところ。芸能人声優の起用には賛否もあったりする中ですが、どちらかに偏ることなく起用していくそのバランス感覚もイルミネーションエンターテイメント作品の魅力なのではないでしょうか。
映画は字幕派！という人も中には居ると思いますが、ぜひイルミネーション作品は日本語吹き替え版の方も体験してみて欲しいです。
映画『グリンチ』公式サイト：http://grinch.jp/
ミニオンでお馴染みのイルミネーションスタジオの2018年最新作『 The Grinch 』を最速予習！
(あにぶ編集部/ネジムラ89)
