一生懸命がんばっているのに恋がうまくいかない女性って、少なからずいます。

また、恋愛をする上で「これはやめておいた方がいいよね」というポイントも見られます。

そのポイントを見落としてしまうと、なぜか男性から敬遠されたり、嫌われ行動をとっていることに気づかなかったりするのです。

本人は必死でも「やればやるほど墓穴を掘る」状態におちいってしまう負のスパイラルをご紹介します。

待てない女性

分かりやすいところでは、LINEの返信が待てないとか。

特に、自分が質問したことに対する返事がすぐに来なくて「どうするの？」と何回も聞くのは、男性にとってはかなりのストレス。

男性側も焦らして駆け引きをするつもりもなく、単に仕事が忙しくて回答できないケースもあります。

そこを察して待つことが出来ない女性は「うるさい、ちょっと待って！」とわずらわしく思われてしまうのです。

またハッキリと「待ってほしい」と言われたにも関わらず、返事をさいそくするのも危険な行為でしょう。

「待って」は、れっきとした返事の一つですから、まずは待たされる状況を受け入れて、返事を迷っている彼を理解してあげることが大事です。

待てない女性のほとんどは、相手の気持ちをくめないのです。ここは、視野を広く持って大らかに構えると良いでしょう。

許せない女性

恋愛とは、言ってみれば価値観のすり合わせ。

そもそもの好みや性格が違うとしても、恋人同士として一緒にいれば、何となく同調していくものですよね。

そこで同調できずに「相手の価値観や信念が理解できず文句ばかり言う」女性は、男性から嫌われやすい。

自分が一番正しい、自分に従わないオトコは許せない、という人はやっぱり、視野がせまいと思われてしまいます。恋をする心の準備がととのっているとは思えません。

「私だけが我慢して苦労している」と思う時も、本当にそうなのかを冷静に判断することが大事です。

変われない女性

有名な漫画家の柴門ふみさんは、著書「大人の恋力」（新潮社）で「恋愛とは恥ずかしいものであり、努力は必須である」という内容を述べてらっしゃいます。

好きな男性の好むファッションを身に着けてみたり、愛する人に気に入れられたいがためにメイクや髪形を変えたりといった行動が取れない女性は、恋を進展させるのがあまり上手ではないでしょう。

男性の目にも「頑固なのでは？」と映ってしまいます。

恋する女性が美しく変化していく様子も、男性にとっては楽しみの一つ。

恋愛とはそもそも恥ずかしいものだと把握して、普段の自分とは違う面をどんどん見せていくべきです。

もちろん、すべてを彼の色に染める必要はありません。“好きな男性の興味を引くためのちょっとした変化＝恋の鍵”と思えばいいのです。

恋は相手とつくり上げるもの

恋は妥協やガマンの上に成り立つ……とまでは言いませんが、ある程度じゅう軟な姿勢は見せるべきでしょう。

生まれも育ちも異なる男女が、愛情という儚いものを頼りに一緒にいるだけですから。

恋愛は自分の考えだけに従って成立するわけではなく、お相手と共につくり上げていくものなのです。

おわりに

「こんなに一生けん命やってるのに、なんでうまくいかないの？」と感じる女性ほど、良い意味で自身を軽んじてみると良いかもしれません。

余計なこだわりやクセを手放したら、男性をちょうど良く受け入れることもできて、良い関係を長く続けられるはずです。

（沙木貴咲／ライター）

（愛カツ編集部）