女性を翻弄する「魔性の男」の特徴
恋愛系のwebメディアには“魔性の女”をテーマにしたものが多いことに気づきます。
“魔性の女”とは、男性がなぜかついつい追いかけたくなってしまうような、男性を虜にする女性のことです。
でも世の中には、同じようにいつも女性を虜にしてしまう“魔性の男”も存在するのです。
彼らには「これじゃ、女性はちょっと敬遠したくなってしまうかも…」と思うような大きなマイナスのポイントがある場合もありますが、それでもなぜか常に彼女が途切れません。
筆者の知人にも「精神的に病んでいる」「定職に就いていない」「なぜかバイト先がよくつぶれる」などの大きなマイナスポイントを抱えているにもかかわらずモテモテで、更に最近結婚したばかりの男性がいます。
そんな気になる“魔性の男”には、どんな特徴があるのでしょうか?
容姿は“超絶イケメン”というよりは“かわいい系”
“魔性の男”というと、多くの女性は
“容姿の整った超絶イケメン”を想像するでしょう。
実際に筆者の知っている男性も、目鼻立ちが日本人離れして見えるくらいはっきりとしていて、顔立ちは整っている方です。
しかし彼の場合“絶世のイケメン”というよりは、どちらかというと“かわいい系”。
また笑顔も無邪気でかわいらしく、話しかけやすく親しみやすい雰囲気を持っています。このような男性は、容姿が整っている男性にありがちな“近寄りがたさ”がありません。
そのため女性がコミュニケーションを取りやすくなり、結果的にモテるようにもなるのです。
保護本能をくすぐるのがうまい、甘え上手な性格
また筆者の近くにいる“魔性の男”タイプの男性は、これまで女性にモテただけでなく、先輩格の男性たちからも何かとかわいがられ、助けてもらえることが多かったようです。
彼は、日本人男性には珍しく
「彼には私が居てあげないとダメなんだ」
「私が助けてあげなきゃ!」
と相手に思わせることのできる甘え上手・頼り上手なところがあるのです。
元々彼は筆者の夫の“弟分”的な立場でしたが、今でも夫を”お兄ちゃん”と呼んで頼りにし、上手に甘え、必要な時には助け合っています。ある意味母性本能や保護本能をくすぐるタイプでもあるのでしょう。
それにプラスして容姿端麗となれば、周りが放っておけなくなるのも分かります。
甘え下手な私から見て、これは本当にうらやましい限りです。
女性の「こうしてほしい」を読み取るのがうまい
また「魔性の男」タイプの男性には、意識的にしろ無意識にしろ、「女性が『こうしてほしい』と思う言葉や態度の取り方を知っている」という特徴があります。
例えば、初対面に近い男性やあまり親しくない男性からいきなり呼び捨て・タメ口をきかれたら、多くの女性は「なれなれしすぎ!」と不愉快に感じます。
しかし、そういう女性の気持ちを理解できない男性は、意外と多いですよね。
筆者の知る“魔性の男”タイプの男性は、相手の女性と自分の立場を本能的に感じ取っているのか、とにかく「女性が『不快』と感じる言動」を一切しません。
女性に呼び捨て・タメ口を使うのは、相手の女性に対してそのような言動をしても大丈夫と見極めてから。
またレディファーストを「わざとらしくなく、ごく自然に」行うことができるので、女性が一緒にいて「彼といると、居心地が良い!」と感じることも多いのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「魔性の男」という単語だけ聞くと、どうしても
「女性を惑わせる悪い男」
というイメージだけがつきまとってしまいますよね。
しかし実際には女性だけでなく、老若男女を問わず多くの人の心を掴み、
「こいつが困っているなら、助けてやろう」
という気持ちにさせることが本能的に上手いこともあるようです。
恋人として付き合うにはちょっぴり心配になりますが、仕事をバリバリ頑張っているあなたは、そんな「魔性の男」の人心掌握術を研究し、上手く取り入れてみるのもいいかもしれませんね!
(カワモト野奈/ライター)
(愛カツ編集部)