従来型の携帯電話"ガラケー"が生産終了へ



従来型の携帯電話、いわゆる「ガラパゴス・ケータイ(※以下、ガラケー)」の生産が終了することを24日付の日経新聞が報じ、波紋を呼んでいます。



ガラケーは日本国内で開発・普及し、"おサイフケータイ"やワンセグ受信など様々な機能を搭載するなど世界に類を見ない(いわゆるガラパゴス化と称される)進化を遂げてきました。現在も国内出荷台数の半数を占めるほどで、国内にはあえてガラケーを使い続ける人も少なくありません。



とはいえ、スマートフォンが普及する中で「従来型専用のOSや半導体を開発する意味合いが薄れたと判断」(日経新聞より)したことから、パナソニックや富士通、シャープなどの端末メーカーは、ほぼ日本だけでしか通用しないガラケーの開発・生産を2017年以降に終了し、全端末をAndroidに統一することが報じられています。

また、NECは2013年にスマホ事業も中止していることから、携帯電話端末の事業から撤退するとのことです。



この報道は国内ネットメディアでも取り上げられ、ネットユーザーの間では

「ガラケーを使い続けるつもりなのに…」

「そこまでしてまでガラケーの人をスマホに変えさせたいかね。」

「自分は諦めてスマホに移行すれば良いだけなんだが、両親に関しては色々と考えてしまうなあ…」

「通話とメールさえできりゃほかの機能なくていいのに!!」

「2年後に考えよう。」

といった声が上がっているようです。



また、ネットメディア「秒刊サンデー」は「【朗報】ガラケー生産中止は認識違い?OSが「Androidに代わる」が事実!ガラホ・ガラスマはまだ出るぞ!」という記事で

「実際はガラケーで使われていたOSが使われなくなるという意味であり、従来型のストレート型携帯(ガラホ)が生産される可能性はまだゼロではない。」

と説明。



外見やボタンを使った操作が従来型携帯と同様の「ガラスマ」の生産が続けられることは日経などでも報じられていますが、実態はAndroid端末です。




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