お笑いコンビ・ナイツ（塙宣之、土屋伸之）が21日、都内で行われた映画『漫才協会 THE MOVIE ～舞台の上の懲りない面々～』（3月1日公開）特別試写会前トークイベントに出席。同作のメガホンをとった塙が、18日に行われた『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』への対抗心を燃やした。



【写真】ダチョウ倶楽部のキス芸を披露したおぼん・こぼん



　土屋が「今回のイベント、10倍近い倍率でした」と明かすと、塙は「オードリーに負けてられるかということで…」とニヤリ。「向こうは（配信なども含めて）16万人でしょ？こっちも、興行人数16万人以上を目標に頑張っていますので」と意気込んでいた。



　2023年漫才協会会長に就任した塙による数々のバラエティ番組でのプレゼン、『水曜日のダウンタウン』（TBS）で大きな反響を呼んだ、おぼん・こぼん仲直り企画などで、演芸ファンのみならず、一般にも広く知られるようになった一般社団法人漫才協会。漫才協会に所属する芸人たちの悲喜こもごもを追ったドキュメンタリーとして、本作が初監督作品となる塙のメガホンで映画化された。



　2023年12月現在、124組、215人が所属する漫才協会の芸人たちから、ナイツ、U字工事をはじめ、青空球児・好児、おぼん・こぼんといったレジェンド芸人、錦鯉などのテレビで人気の芸人、さらに協会外からも爆笑問題、サンドウィッチマン、ビートきよしなど、数多くの芸人たちがスクリーンに登場している。



　イベントにはそのほか、おぼん・こぼん、ねづっちも出席。ねづっちの毛量に注目した塙が「毛量」で謎かけを求めると、ねづっちが「毛量とかけまして、横田基地があるところとときます。その心は福生、福生（ふっさ、ふっさ）」と見事に謎かけを行って笑いを誘った。



　また、おぼん・こぼんのおぼんは昨年9月から漫才協会に出なかったことを明かし、塙が「ちょっとすねちゃって出ない時期があるんですけど、その時も3ヶ月くらい出なかったんです」と事情を説明。そこで、同映画のナレーションを務め、おぼんが大ファンの小泉今日子がニッポン放送『ナイツ　ザ・ラジオショー』にゲスト出演した際、おぼんに漫才協会へ出るように“公開呼びかけ”を行ったところ、その翌日からすぐさま漫才協会に顔を出すようになったようで、おぼんはこの日のイベントでもうれしそうにその時の音声を流していた。