市川團子&中村壱太郎、フレッシュ2ショット スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』16年ぶり名古屋・大阪へ

市川團子&中村壱太郎、フレッシュ2ショット スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』16年ぶり名古屋・大阪へ

 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』名古屋・大阪公演を控え、ヤマトタケル・市川團子と弟橘姫・中村壱太郎の2ショットビジュアルが公開された。



【写真】演目に思い入れが深いとしみじみと語った市川團子



 二世市川猿翁(当時・三代目市川猿之助)さんが生み出した、スーパー歌舞伎第1弾。「古事記」を題材に哲学者・梅原猛が書き下ろし、日本神話の英雄ヤマトタケルの波瀾に満ちた半生伝説を、大胆な構想のもと、独創的なドラマとして築き上げた作品。1986年2月4日に東京・新橋演舞場で初演され、“スーパー歌舞伎”を演劇界の新たなジャンルに打ち立てた。



 2024年の再演では、新橋演舞場に続き、5月6日~19日に名古屋・御園座、6月8日~23日に大阪松竹座とめぐり、二都市での『ヤマトタケル』上演は16年ぶり。そして、大碓命/小碓命後にヤマトタケルの二役をダブルキャストで務める團子にとっても、御園座・大阪松竹座ともに初出演となる。



 また、御園座公演から上方歌舞伎界のホープ・壱太郎が初のスーパー歌舞伎出演を果たす。昨年12月に南座『助六由縁江戸桜』の三浦屋揚巻、今年1月歌舞伎座では『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子と大役続きで話題だが、『ヤマトタケル』では兄橘姫/弟橘姫の二役に挑み、強い息吹を吹き込む。
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