M!LK吉田仁人、初のストレートプレイ『FF』舞台に意気込み 初出演でアクション初挑戦「いろんなことが始めてだらけ」

M!LK吉田仁人、初のストレートプレイ『FF』舞台に意気込み 初出演でアクション初挑戦「いろんなことが始めてだらけ」

 ダンス&ボーカルグループ・M!LKの吉田仁人が22日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で『FINAL FANTASY』シリーズ初のストレートプレイによる舞台化作品『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』のゲネプロ&取材会に参加した。



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 吉田は、“運命の王子”モント・リオニス役で主演する。モントは、リオニスの王エルデと王妃ヘレナの間に生まれた双子の兄で、リオニスの第二部隊《蒼穹》を率いる。争い事を好まず列強とは競うべきでなく、共存すべきと考えている。ホルンの王妃マシュリーとの出会いを契機に強くなければ愛するものを守れないのだと思い知ることになる役どころとなる。「僕も初主演で、初アクションで、いろんなことが始めてだらけ。スタッフ、演者の全員がすごく仲良くて、和気あいあいとしながら1ヶ月ぐらいけいこを重ねてきました。それぞれの登場人物のそれぞれの物語が交錯するような、見ていて必ず誰かに感情移入できるようなストーリーだなと思います」とアピールした。



 演じる上で意識していることも明かす。「実際にゲームをプレイして、モントってこういう人なんだなと、いろいろ自分の中で、どうお芝居していこうかって考えたは考えたんですけど、みんなと話する中で、そのヒントを得て、どんどん成長していくので。みんなのせりふの言い回しだったり、込めてる思いとかをくみ取ろうって思いなら常にコミュニケーション取り取っていきました」とする。



 「モントって、ものすごい勇敢。『自分がこの国、リオニスを守るんだってなっていくところとかは、本当に『すごいね』って思います」としみじみ。「もしこの世界に僕がいたとしたら、たぶん話にもならないと思う(笑)。インドアで、すぐに家にこもっちゃう子だったので。すごいところをモントの良さというのを伝えれるように表現しようとは思いました」と力強く語っていた。



 ファイナルファンタジーシリーズ(『FF』シリーズ)は、スクウェア・エニックス(旧スクウェア)によって開発・販売されているRPGのシリーズ作品。1987年に発売された『ファイナルファンタジー』を第1作とする日本製のRPGシリーズで派生作品を含め独立した世界観を持った作品が数多く発売されており、シリーズ全タイトルの世界累計出荷・ダウンロード販売は1億8000万本以上を達成している。



 『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス幻影戦争』(FFBE幻影戦争)はFFシリーズの1つ。『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』と世界観を共有するタクティカルRPGで、累計ダウンロード数が2400万(※2022年8月)を超える人気タイトルとなっている。本作は、そのストレートプレイの舞台作品となる。



 『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』は、3月3日まで同所で上演される。



■『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』あらすじ

 列強に囲まれしリオニスは小国ながらも、一目を置かれる存在であり続けていた。その理由は、「翼ある者」に授けられた「指輪」にある。



 ビジョン──。すなわち具現化された想いを使役し、戦わせることのできる力は、それほどまでに各国にとって脅威だったのだ。



 だが、幾重にも交錯する残酷な運命は絆や愛、そして友情までをも静かに蝕(むしば)んでいく。



 リオニスに生まれた双子の王子、モントとシュテルとて例外ではなかった。彼らの確執は、長きに渡る幻影戦争の戦端を開くこととなるのであった。



 群雄割拠するこの地で、まばゆき光をたたえたクリスタルは、果たして誰に微笑(ほほえ)もうというのか。
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