“マジカルボイス”葉月みなみ、葵司朗と初デュエット 世界戦略曲第5弾には大谷翔平にあやかった“仕掛け”も

“マジカルボイス”葉月みなみ、葵司朗と初デュエット 世界戦略曲第5弾には大谷翔平にあやかった“仕掛け”も

 “マジカルボイス”と称される歌唱力を持つ歌手の葉月みなみが、葵司朗と初デュエットすることになり22日、東京・恵比寿のチューンコアジャパン本社で新曲発表記者会見に出席した。



【別カット】会見で熱唱!葵司朗と初デュエットした葉月みなみ



 葉月自身初のデュエット曲で、タイトルは「恋は素敵なショータイム」。作詞は、中森明菜の「少女A」やチェッカーズの「涙のリクエスト」など数々のヒット曲で知られる売野雅勇氏で、作曲は、西城秀樹の「傷だらけのローラ」や松崎しげるの「愛のメモリー」などのヒットを手がけた作・編曲家の馬飼野康二氏が担当した。



 葉月の前作「永遠に、二十歳さ」も売野氏の作詞、馬飼野氏の作・編曲で、今回の新曲は世界戦略曲第5弾としてこの日から音楽配信代行サービス「TuneCore Japan」(チューンコアジャパン)を通じて世界185ヶ国、55以上のプラットフォームに配信されることになった。



 大勢のマスコミ関係者が詰めかかる中、最初に葉月が世界配信第4弾「永遠に、二十歳さ」をソロで熱唱した後、葵と2人で「恋は素敵なショータイム」と、葵の大ヒット曲「男と女のラブゲーム」を息もぴったりにデュエット。



 特技のフルートを弾きながら今回、初めて人前で新曲を披露した葉月は「今年3月でデビュー15年になりますが、初めてのデュエット曲になりますので、初めての経験と新鮮な気持ちでとても光栄です。さらにそのお相手が葵司朗さんですので、本当にうれしいです」と笑顔を見せると、葵は「世界配信は、15年ぐらい前から私自身の夢でもあり、今回、馬飼野康二先生のご縁から“世界配信”という願ってもいないお話をいただきました。自分のできる限り、世界、特にアジアをかき回したい気持ちでいっぱいです」と意欲を見せた。



 聴きどころについて、葵は「サビの『Jin Jin Jin ジンときて キュンとして』のところです。胸を打つジンジン、お酒のジンジン、私の場合は、足が疲れるとジンジンです」と笑わせながら「いろんな使い方ができますが、この歌の中では、心の中がジンジン。燃えている気持ちになっている表現だと思います。今日は初めて歌ったので、これからはもっと強烈に表現できるようにしたい」と語ると、葉月も「葵さんがおっしゃったように『ジンときてキュン』、このジン、キュンという言葉を流行らせていけたらいいですね」とアピールした。



 また、この曲のアレンジには、ちょっとした仕掛けもあり、今季から米メジャーリーグのドジャースでプレーする大谷翔平選手の活躍にあやかり、イントロの部分に大谷選手がホームランを打った際の「カキンッ」という効果音を挿入。イントロと間奏に流れるフルートの音は、葉月自身の演奏が使われている。



 ジャケット写真の背景色も大谷選手にあやかったドジャーブルーのカラーを使用。葵は「大谷翔平さんが世界で頑張っている姿を見て、そこまではいけなくても、自分たちも世界で頑張りたいと思っていますので、イントロの頭にその音を入れさせていただきました」、葉月は「大谷翔平さんはバッターとピッチャーの二刀流ですが、私も歌とフルートの二刀流で、大谷さんのように世界に向けてこのデュエットソングを広めていけたら…。そして、この曲を大ヒットさせ、デビューのときからの目標、NHK紅白歌合戦に出て天下を獲りたいです」と話していた。
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