『デデデデ』幾田りら&あの、紅白コンビのW主演は「たまたま」 オファーした原作者も驚き「ここまで有名になるとは」

『デデデデ』幾田りら&あの、紅白コンビのW主演は「たまたま」 オファーした原作者も驚き「ここまで有名になるとは」

 アーティストの幾田りら、あの、漫画家の浅野いにお氏が26日、都内で行われたアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称:デデデデ 前章2024年3月22日公開、後章4月19日公開)前章完成披露試写会舞台あいさつに登場した。昨年の『紅白歌合戦』でも共演した売れっ子コンビがW主演に決まった経緯を明かした。



【動画『デデデデ』作者・浅野いにお氏、あのちゃん&幾田りらの豪華キャスティングを大絶賛



 同作は、実写映画化もされた代表作『ソラニン』などで知られる漫画家・浅野いにお氏による同名漫画が原作。突如東京上空に巨大な宇宙船 通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、日々の青春を謳歌する少女たちの物語。



 作中で登場する国民的漫画「イソベやん」を愛読し、担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生・小山門出役に幾田、門出と小学校以来の親友で、戦争ゲームオタクゆえ日常的に寝不足の女子高生・中川凰蘭役をあのが担当する。



 オーディションによって決まったというあのは、元々声優に挑戦したかったといい「勉強してたわけじゃないけど、声に特徴があるとよく言われるので興味があった。こんなに早くお話しいただけてうれしかったです」と喜びを語った。



 幾田はオファーにより決定したそうで「以前、初めて声優をさせていただいた作品がきっかけで声をかけていただいた。声がぴったりだと言ってくださって、初めて会った時もそのままやってくださいと言ってくださった。緊張感と責任感もあったんですけど、その言葉を信じてやってみようと思いました」と出演を決めた理由を話した。



 原作者の浅野氏は、オーディションにはすべて参加し「あのちゃんは現場の雰囲気を一変させた」と即決だったと言うが、門出役が難航したそう。そんな中、プロデューサーから幾田の名前が出た際に「この組み合わせ以上のものはない。バッチリだと思った」とオファーしたと明かした。



 オーディションは2年半ほど前から始まっていたこともあり、浅野氏はこのタイミングでの2人のキャスティングに「すごく恵まれた」と満足げ。「お二人紅白出ているんですよ(笑)。オーディションの時、あのちゃんはもちろん有名になっていたんですが、ここまで有名になるとは思わなかった。幾田さんも、決まった後にYOASOBIの曲があれほど有名になって…すごいと思いませんか?同業の方に『どうやってこんなキャスティングしたの?』と聞かれるんですが、本当に巡りあい、たまたまなんです」と喜んでいた。

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