【読売演劇大賞】上白石萌音、プレゼンターでウキウキ 役得をアピール「直接お祝いができてとても幸せな」

【読売演劇大賞】上白石萌音、プレゼンターでウキウキ 役得をアピール「直接お祝いができてとても幸せな」

 俳優の上白石萌音が27日、都内で行われた2023年の演劇界の成果を顕彰する『第31回読売演劇大賞』贈賞式でプレゼンターを務めた。



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 昨年に史上最年少で最優秀女優賞を受賞し、今年はプレゼンターとして参加となった。壇上でスピーチした上白石は「受賞者の皆様、本日は本当におめでとうございます。先越ながらごあいさつさせていただきます。去年、この場所で身に余る賞をいただきましたが、正直その時より今の方がずっと怖いです。私のような若輩者に、この大役は重すぎます」と苦笑いを浮かべて笑わせた。



 一方で「今年、女優賞を受賞された皆様は個人的にとてもご縁のある方ばかりで、そのことは本当にうれしいです。大好きな尊敬する方々のご受賞は本当にうれしいことです」と優秀女優賞の清原果耶、咲妃みゆ、三浦透子、宮澤エマを祝福。「直接、お祝いができてとても幸せな気持ちです。これが役得です」とウキウキだった。



 そして「演劇を好きになって志してから、本当にたくさんの方々に憧れてきました。あの方のようになりたいですとか、演劇ならではですが、 あの方がおやりになったお役を私もいつか演じてみたいですとか、そういういろいろな形の憧れが脈々と受け継がれてきているのがこの演劇の世界なんだと思います。これからも、いち役者として、そしていち観客として、尊敬する皆様の作品拝見できることをとても楽しみにしております。たくさん憧れて、勉強して、盗めるものは盗ませていただきます(笑)。大好きな演劇はこれから、もっともっとたくさんの方々に愛されることを願って、私もますます精進してまいります。皆様、本日は本当におめでとうございます」と誓っていた。



 清原、咲妃、三浦、宮澤にはトロフィーを、最優秀女優賞の池谷のぶえにはブロンズを手渡した。



 読売演劇大賞は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定する。このほか、新人を顕彰する杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞が設けられている。



■第31回読売演劇大賞の主な受賞者・受賞作品

最優秀作品賞:イキウメ『人魂を届けに』

最優秀男優賞:山西惇

最優秀女優賞:池谷のぶえ

最優秀演出家賞:藤田俊太郎

最優秀スタッフ賞:松井るみ

杉村春子賞:清原果耶

芸術栄誉賞:松本白鸚

選考委員特別賞:中村芝のぶ

優秀男優賞:柿澤勇人、狩野和馬、高橋克実

優秀女優賞:清原果耶、咲妃みゆ、三浦透子、宮澤エマ
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