青山なぎさ、デビュー4年目…年齢含め将来考えた転機の20歳

青山なぎさ、デビュー4年目…年齢含め将来考えた転機の20歳

 人気コンテンツ『ラブライブ!スーパースター!!』葉月恋役などで知られる声優・青山なぎさ(25)の1st写真集『Nagisa』が、本日28日に発売された。声優デビュー4年目で、「彼女にしたい声優No.1」とも呼ばれる彼女に写真集の撮影秘話や、これまでの人生を振り返ってもらった。



【写真】攻めすぎ!胸元が丸見え…青山なぎさ1st写真集カット



 青山は、ラブライブ!シリーズで初めて一般公募が行われた『ラブライブ!スーパースター!!』において、見事オーディションに合格して葉月恋役でデビュー。同作のみならず、『めざましテレビ』のイマドキガールや、『週刊ヤングジャンプ』をはじめとする雑誌グラビアでも活躍し、声優業界を越えて人気と知名度を広げつつある。



 そんな彼女の1st写真集の撮影地は南半球の島国、ニュージーランド。鳥と羊がのびのびと暮らす大自然や、世界のセレブが集まる都会で、5日間に渡ってさまざまな衣装、シチュエーションでの撮影に臨んだ。ファンが大好きな明るくかわいい表情はもちろん、写真集ならではのセクシーな衣装やムードあるカットにも挑戦している。



■女性らしいボディライン意識 撮影前に400グラムのお肉ペロリ



 ――念願の写真集発売となりました。ボディラインをしっかり出した写真もありますが、トレーニングはかなりしたのでしょうか?



【青山】 今回はトレーニングを念入りにやりました! 写真集のお話は結構前に決まっていたので、撮影の3ヶ月くらい前からコツコツ始めて、ほかのお仕事に支障が出ない程度ですが自宅で筋トレもやりました。残り1ヶ月は週に2~3回ジムに通い、トレーナーさんと一緒に追い込みました。お腹や腰、お尻はかなり鍛えて、終わった後はヘロヘロで動けませんでした。(ボディラインを強調した写真集カットを見ながら)実はこの撮影の前日、おいしいお肉を食べまして…。



――えっ!? 撮影前日なのに、がっつりお肉食べたんですか!?



【青山】 撮影1日目が終わり、スタッフさんたちと夜ご飯を食べに行ったのですが、そこで400グラムあるお肉をペロリと食べました(笑)日本にいる時はヘルシーな物を食べることを意識していたのですが、「せっかくニュージーランドに来たんだから、おいしい物を食べなきゃもったいない!」と思い、みなさんと一緒に食べました。



 これには理由があって、今回の写真集では素に近い自分や女性らしいボディラインを見てもらいたい思いがありました。体を絞り過ぎるとアスリート感が出てしまい、それだと普段とは違いますし、私じゃない。なので、ある程度の肉付きはほしかったので、トレーニングも痩せるのではなく、筋肉量を増やすことを意識していました。体重はどちらかと言うと少し増えたと思います。トレーニングをやり過ぎるとアスリート感が出てしまいますし、女性らしいきれいなボディラインを出す絶妙なバランスは大変でしたが、その成果が出た一冊になったと思います。



――今回の撮影はニュージーランドでしたが、印象的な思い出はありますか?



【青山】 私は動物が大好きで、ニュージーランドで撮影することが決まった時、写真集のどこかに『動物を入れたい!』とお願いしました。羊やアルパカと一緒に撮影し、大好きな鳥ちゃんとも撮影できてうれしかったです。



――動物は苦手ではないんですね。



【青山】 小学生のころからセキセイインコを飼っていて今、自宅にもいます。ニュージーランドは別名「野鳥の国」って言われて、珍しい鳥がたくさん住んでいるんです。鳥の鳴き声に癒されながら撮影していましたし、バスの移動もずっと外を見ていました。私にとって天国の国でした(笑)



■声優目指す転機は20歳、ファンの一言 大学で希望したゼミなくなり将来見つめ直す



――2020年に『ラブライブ!スーパースター!!』葉月恋役で、声優デビューしてから4年が経ちました。ライブやテレビ番組にも出演したりと濃厚な4年間だったと思います。



【青山】 ナレーションやグラビア撮影、舞台など毎日違うジャンルのお仕事をさせていただいてて、毎日が新しい挑戦という感じです。次の日が楽しみ。同じ年齢のお友達と話していると、仕事の嫌なことを聞く機会もあって「仕事やめたい」と相談されるのですが、私はまったくなくて。声優業界の4年目って言ったら、まだまだ新人ですし、何も極めていない。もっといろんなことに挑戦して、結果を残したい気持ちでいっぱいです。



――聞いたところによると、海外で働くことを目指して大学に入学するも、希望していたゼミがなくなってしまったため、将来を改めて考えたそうで。そこで声優をなぜ、目指したのでしょうか。



【青山】 そうなんです!ゼミが無くなってしまい…(笑) 私は元々、ミュージカルが好きで、大学の時もミュージカルサークルに所属していました。そこから段々と本格的にやりたいと思うようになったのですが、芸能界へ行くにしてもすでに20歳の年齢で厳しいと感じていました。



 私の中で芸能界はもっと若い子が活躍しているイメージでしたので、「今の私にできることは何だろう?」って考えた時に、ちょうどミスコンが開催されていて、まずは自分の力試しで挑戦してみたら、ありがたいことに準グランプリをいただくことができました。そこから配信もやるようになり、声色を変えて配信することが多かったのですが、ある日、ファンの方から「声優が向いてるんじゃない?」と言われたことが、声優という仕事を目指すきっかけになりました。



 ただ、活躍している声優の方は、10代のころから専門学校や養成所に通っている方なので、20歳の今から声優を目指すのは厳しいと感じていた時、ラブライブ!シリーズの一般公募オーディションが発表されました。元々、ラブライブ!シリーズは好きでしたし、歌って踊ることも好きでしたので、「これは私のためのオーディションだ!」と思いましたね(笑) 将来やりたいこととちょうど重なった瞬間でしたので、すぐに応募を決めて今に至ります。人生何が起きるかわからないもので、本当に運が良かったと思います。



――言い方が悪いですが、希望していたゼミがなくなってよかったと思いますか?(笑)



【青山】 そうなりますね(笑)今、この充実した日々を送ってしまうと、あそこが人生の転機になったと思います。ただ、声優というお仕事を教えてくれたファンの方々があって、今の私がいると思いますので、ファンの一言が人生の転機なのかも知れません。
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