A.B.C-Zの戸塚祥太、俳優の坂田聡、高橋由美子が29日、東京・新国立劇場で行われた舞台『緑に満ちる夜は長く…』囲み取材に登壇。きょう3月1日から同会場にて開幕する舞台への意気込みを語った。



【写真】爽やかな笑顔で意気込みを語った戸塚祥太



　同作は、母の死に揺れ動く兄弟たちの葛藤を描く田村孝裕氏による待望の最新作。戸塚は母と暮らし、母を看取ることとなった三男・ユウを演じる。初日を目前に控えた主演の戸塚は「準備は万端です。明日の初日に向けていいスタート切れていると思います」と気合十分。



　舞台の見どころについては「家族は小さな世界かもしれないですけど、その家族の中でも、いい面だったり悪い面だったり、白黒つかないグレーな部分っていうのは多分あると思うんです。そういうのもひっくるめて、母が亡くなったことによって、4人兄弟がこれからの家族のあり方に向き合っていく。そうした“再生”というメッセージがあるのかなと思います」と伝えた。



　また、けいこ中のエピソードを問われると、戸塚は高橋からバレンタインチョコをもらえたことを挙げ「ありがとうございました！」と感謝。「そのチョコレートはまだ食べてなくて、東京公演と大阪公演、全てやりきった後のご褒美にとっておいてあります」と打ち明けた。



　続けて、戸塚が「“サンキュー”とか“お疲れ様”とメッセージが書いてあったので、最後にとっておきたかった」と話すと、高橋は驚いた様子で「もっと高いのにすればよかった（笑）」と照れ笑いを浮かべていた。