ドラマやCMに引っ張りだこの長澤樹、初主演映画『愛のゆくえ』で共演の兵頭功海が絶賛

ドラマやCMに引っ張りだこの長澤樹、初主演映画『愛のゆくえ』で共演の兵頭功海が絶賛

 俳優でモデルの長澤樹の活躍が目覚ましい。



【動画】映画『愛のゆくえ』長澤樹と兵頭功海の共演シーン(本編映像)



 2005年生まれ、静岡県出身の18歳の長澤は、2020年公開の『破壊の日』(豊田利晃監督)で映画初出演を果たす。ドラマ『オレは死んじまったゼ!』(WOWOW)では17歳で他界したギャル風女子高生の小森凛を演じ、大きなインパクトを残した。ほかにもNetflixシリーズ『First Love 初恋』に主人公の妹・優雨役、Netflix映画『ちひろさん』に宇部千夏(通称・べっちん)役で出演。今月29日からはミュージカル『町田くんの世界』にヒロイン役で出演を控えている。CMでは東急ハーヴェストクラブ、CCCマーケティンググループブランドムービー、日本生命などに出演をするなど幅広く活躍している。



 そして、宮嶋風花監督の長編商業映画デビュー作品『愛のゆくえ』(全国順次公開中)で映画初主演を務めた。内気であまりしゃべらないという、かなり難しい役柄の主人公・愛に抜てきされた長澤について、宮嶋監督はオーディションで彼女を見た瞬間、この子が愛だ!と思ったそうで、「当時16歳でしたが、私よりも大人っぽいと感じて。愛はあまりしゃべらないので、表情や特に目つきを大事にしたいと考えていましたが、不思議と引き込まれるというか、目の奥に何か力を持っている方だなと感じました」と語る。



 また今作で長澤演じる愛と同じ孤独を抱えた七瀬徹(ななせ・とおる)を演じ、近年ではドラマやゼクシィCMボーイとしても話題の兵頭功海は、長澤との共演について、「長澤さんはリハーサルの時からもう愛そのもので、目がとても素敵でした」と印象を語っており、さらに「話さなくても何か伝わってくるような、訴えかけてくる目力が俳優として、とても魅力的だな、と思いながら一緒にお芝居をしていました」と魅力を語っている。



 あわせて、映画『愛のゆくえ』より長澤と兵頭の共演シーン(本編映像)が解禁。母を亡くし東京に引っ越した愛は、学校でうまくなじめずにいる中、徹と出会う。赤髪で学校で目立つ存在だった徹もまた、孤独を抱えていた。やがて互いに胸の内を明かすことに…。



 兵頭は「世の中に対して行き場のない不満を持っていれば徹からにじみ出てくる憤りや影が表現できるかな、と思いました」と徹役について語っており、「愛との会話で愛に対しても世の中に対しても諦める瞬間があって、そこが徹としての生き様のゴールなのかなと思いながら演じていました」と明かしている。

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