『ゴジラ-1.0』Blu-ray&DVD発売決定、豪華版にはメイキング映像や白黒版も収録

『ゴジラ-1.0』Blu-ray&DVD発売決定、豪華版にはメイキング映像や白黒版も収録

 「第96回アカデミー賞」視覚効果賞にノミネートされている(授賞式は現地時間3月10日)、映画『ゴジラ-1.0』のBlu-ray&DVDが5月1日に発売されることが発表された。発売されるのは全部で6商品。



【動画】『ゴジラ-1.0』VFXメイキング映像



(1)『ゴジラ-1.0』Blu-ray豪華版 4K Ultra HD Blu-ray 同梱4枚組(4K Ultra HD Blu-ray 1枚+Blu-ray3枚):1万2100円(税込)

(2)『ゴジラ-1.0』Blu-ray豪華版 3枚組:9900円(税込)

(3)『ゴジラ-1.0』 Blu-ray2枚組:6050円(税込)

(4)『ゴジラ-1.0』 DVD3枚組:4950円(税込)

(5)『ゴジラ-1.0/C』 Blu-ray:4400円(税込)

(6)『ゴジラ-1.0/C』 DVD:3300円(税込)



■高精細な画質・立体的な音響で、劇場クオリティを家庭で再現



 豪華版の4K Ultra HD Blu-rayディスクに収録の本編は、従来のBlu-rayディスクには収録できない4K/HDR(ハイダイナミックレンジ)の映像を収録。解像度、光の強さや色の量が格段に違うことでよりリアルな迫力に満ちた映像クオリティを家庭で再現でき、世界で評価された大迫力のVFXを最高画質で楽しめる。



■撮影メイキング、高度なビジュアルを駆使したVFX映像など貴重映像満載



 豪華版に収録される特典ディスクには、数々の秘蔵映像を収録。ここだけでしかみることができないメイキングでは、監督・キャストのインタビューと撮影風景を通して、ゴジラの出現から戦後間もない圧倒的に不利な状況の中での戦いの模様をそれぞれの関係者の言葉で語られている。また、本作ならではの特殊な撮影方法など制作の裏側にも迫っていく。



 VFXメイキングでは、監督こだわりのゴジラのデザインや特徴、ゴジラとの闘いで大きな戦力となる戦艦や戦闘機の映像制作の過程、モーションキャプチャやCGテストなど最新のVFX映像の制作過程の模様は必見。日本映画界を代表する豪華キャストたちが登壇した数々のイベントの模様や歴代ゴジラの監督と山崎監督が対談したトークショーの映像集、公開記念特番も収められている。



 豪華版には2024年1月12日に映画館にて公開された白黒版となる『ゴジラ-1.0/C』の本編も収録。60ページを超える大ボリュームの特製ブックレットと、劇中ゴジラとの闘いで重要な作戦となる「海神(わだつみ)作戦」を説明するシーンで使用された〈特設災害對策資料綴〉の縮刷版が付くのも豪華版のみとなっており、ファンにはたまらない内容となっている。『ゴジラ-1.0/C』本編のみが収録されたBlu-ray・DVDも同時に発売される。



■『ゴジラ-1.0』とは



 日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔『ゴジラ』(1954年)の生誕70周年記念作品。日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目となる。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ、『永遠の0』『寄生獣』など、数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。タイトルの「-1.0」の読みは「マイナスワン」。



 舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。



 主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月にNHKで放送された連続テレビ小説『らんまん』でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介らが共演。



 2023年11月3日から24年3月3日までの122日間で観客動員392万人、興行収入60.1億円を記録。2023年に日本で公開された実写映画ランキングで第1位(※興行通信社調べ)となり、唯一60億円を突破した実写映画となった。現地時間23年12月1日から24年2月1日まで(63日間)北米でも公開され、最終興行収入は5641万ドルを上げた。23年に北米で公開された外国語映画として興行収入1位、全米で公開された歴代邦画実写作品の興行収入記録を更新して1位となった。賞レースでもその勢いは留まらず、「第47回日本アカデミー賞」では最多12部門で優秀賞を受賞。また、「第96回アカデミー賞」視覚効果賞ノミネートは、日本映画として初の快挙となった。
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