『学園アイドルマスター』小美野日出文P、描きたいのは「成長」 圧倒的ポリゴン数の3Dライブ&革新的なシステムを導入

『学園アイドルマスター』小美野日出文P、描きたいのは「成長」 圧倒的ポリゴン数の3Dライブ&革新的なシステムを導入

 人気ゲーム『アイドルマスター』シリーズが5日、公式SNSで『新ブランドアプリゲーム発表生配信』を実施した。完全新作となるゲームアプリ『学園アイドルマスター』のタイトルや登場アイドル、ゲーム内ビジュアル、キャラクターボイスを担当する一部声優をお披露目。同日、都内でメディア向けの発表会も行った。



【写真】キャスト3人も解禁!“アイマス”シリーズ完全新作『学園アイドルマスター』



 本作は、プレイヤーがアイドル養成学校『初星学園』に入学し、プロデューサーとしてアイドル候補生たちをプロデュースする育成シミュレーション。学園生活の中で、レッスンや授業を通してアイドルの能力(ボーカル、ダンス、ビジュアル)を成長させ、育成度によってライブシーンが変化する。



 「アイドルマスター」シリーズ新ブランドプロデューサーの小美野日出文氏は、「すごく安直なタイトルだと思われたのではないでしょうか。…私もそう思います」と笑いながら、「これまで『アイドルマスター』をプレイしたことがない方にもプレイしていただきたいので、シンプルな名前にしました。学園を舞台にしたアイドルマスターなので、『学園アイドルマスター』です。これから『学マス』と呼んでお楽しみいただければ」と呼びかけた。



 この日出演が明かされたのは、入学試験首席の新入生で、勝ち気で負けず嫌いな元アスリート・花海咲季(はなみ・さき)役の長月あおい、中等部ナンバーワンアイドルと呼ばれていた元エリート・月村手毬役の小鹿なお、「お金を稼げるアイドル」を夢見るがめつい女の子・藤田ことね役の飯田ヒカル。そして、初星学園の学園長・十王邦夫(じゅうおう・くにお)役を大塚明夫、先生・根緒亜紗里(ねお・あさり)役を古賀葵が務める。



 本作では、全9人のアイドルから1人を選んで育成する。ゲームタイトルだけではなく、舞台を学校としたことにも“わかりやすさ”が重視されたという。小美野氏は「成長する場所として、学校というのはみなさんにとって親近感が湧く場所ではないか。成長していくアイドルに手を差し伸べる上で、プレイヤーのみなさんにも共感しやすい場所」と紹介した。



 ゲームシステムについては、ボーカル(Vo)/ダンス(Da)/ビジュアル(Vi)というおなじみの3ジャンルを踏襲しつつ、育成度によってプレイ中のライブシーンが変化するシステムを導入する。そのため、キャスト陣は1つの楽曲をあえて“成長前後”のバージョンで歌う必要があったとし、本システムならではの苦労もあったという。



 ライブシーンを描く3Dモデリングでは、キャラクター1体につき6万ポリゴンというこだわりも。小美野氏は「本当に成長を描くのであれば、もうデモテープとかテストトラックなども取っておこうかと。それくらい、アイドルとしても人としても成長していく姿をしっかりと描きたかった」と並々ならぬ思いを口にした。
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