俳優の小澤征悦（49）が6日、都内で行われたショートフィルム『ミッドナイト』プレス向けプレミア試写会に登壇。作中にも登場するぬいぐるみとともに登場した。



【動画】小澤征悦、独自すぎる三池崇史ワールドに戸惑い



　本作は、Appleが行っているiPhoneのみを使って写真や映像を撮影する企画「iPhoneで撮影 - Shot on iPhone」の一環として製作された、全編iPhone撮影のショートフィルム。原作は、手塚治虫最後の週刊少年漫画誌連載作品で、隠れた名作である『ミッドナイト』。主演を賀来賢人が務め、三池崇史監督の手により初めて実写化。きょう6日からApple Japan YouTubeほかで配信される。



　同作で殺し屋役を演じた小澤は、原作にはない右手で操るぬいぐるみをつけて出演。小澤は「実は台本上は拳銃を持っているというふうにしか書いてなかった」といい「現場に行って、監督からこれを渡されまして、『これが拳銃なんだよ』って言われて」と苦笑い。



　さらに次の日に三池監督から「あれ“お兄ちゃん”」と言われたそうで、小澤は「（ぬいぐるみが）殺し屋のお兄ちゃん役なんです（笑）。だから、お兄ちゃんの言うことを俺は聞いて、あの行動をとっていたという設定なんですね」と説明した。



　小澤は、父で世界的指揮者の小澤征爾さんが2月6日に88歳で亡くなってから初めての公の場となった。征爾さんについては言及しなかった。



　イベントには、同作に出演する俳優の賀来賢人、加藤小夏、三池崇史監督も登場した。