俳優の賀来賢人（34）が、手塚治虫原作のショートフィルム『ミッドナイト』で主演を務めることが決定し6日、都内で行われたプレス向けプレミア試写会に登壇した。



【集合ショット】爽やかな笑顔で登場！『ミッドナイト』実写化に挑んだ豪華俳優陣



　本作は、Appleが行っているiPhoneのみを使って写真や映像を撮影する企画「iPhoneで撮影 - Shot on iPhone」の一環として製作された、全編iPhone撮影のショートフィルム。原作は、手塚治虫最後の週刊少年漫画誌連載作品で、隠れた名作である『ミッドナイト』。主演を賀来が務め、三池崇史監督の手により初めて実写化。きょう6日からApple Japan YouTubeほかで配信される。



　賀来は、同作のオファーについて「僕が作品に参加するときに1番大事にしていることは“ワクワク”だったり“やったことないこと”なんです。最初にこの企画書をいただいた時に、Appleさんが企画したiPhoneのみの撮影で、三池監督が手塚さんの作品を撮る、というワクワク要素がてんこ盛りすぎて、もう即やりたいと言ったの覚えています」と振り返った。



　続けて「すごくチャレンジングな企画だったし、完成した作品を見て、本当に参加してよかったなと思った。攻めの姿勢だったり、そのクオリティーもそう。さらに手塚さんスピリッツに三池さんの要素が足された作品に、すごい興奮しています！」と声を弾ませた。



　さらに賀来は「ここまでのクオリティーは想像していなかった。少し前まではiPhoneで映画を撮るなんて考えられなかったじゃないですか。いよいよここまで来たんだなと実感しています」と驚きも明かした。



　イベントには、同作に出演する俳優の加藤小夏、小澤征悦、三池崇史監督も登場した。