森公美子、過酷すぎるけいこで7キロ減量 12人で約100人の役を演じ「膝が死ぬんじゃないかと(笑)」

森公美子、過酷すぎるけいこで7キロ減量 12人で約100人の役を演じ「膝が死ぬんじゃないかと(笑)」

 俳優の森公美子(64)が6日、東京・日生劇場で行われた日本初演ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』囲み取材に登壇。過酷だったという6ヶ月にわたるけいこを振り返った。



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 トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、数々の演劇賞を受賞した本作は、2001年9月11日の同時多発テロの裏で、カナダにある小さな町・ニューファンドランドで起きた驚くべき実話を基にしている。



 この日は森のほか、オリジナル演出家クリストファー・アシュリー氏、出演する安蘭けい、石川禅、浦井健治、加藤和樹、咲妃みゆ、シルビア・グラブ、田代万里生、橋本さとし、濱田めぐみ、柚木礼音、吉原光夫が登場した。



 12人の出演者で100人近くの役を次々に演じ、開演と同時に一気に展開されていく濃密な100分間のミュージカルとなる。



 安蘭は「足かけ約6ヶ月の間準備してきました。振り返ってもあっという間で、あしたが初日なんて信じられないです。すごく密度の高いお稽古をさせてもらったのでいい初日になると思います。日本キャストにしかできない味を出せたらと思います」と意気込みを語る。



 咲妃はけいこ期間について「本当に壮絶だったんですけれども、本当にいとおしい日々でした。一人の人間として心にずっと持っておきたい大切な考え方などを私自身たくさん学ばせていただいている」と振り返ると、橋本も「キャリアの中で最も過酷な稽古だったなと思います」と明かしていた。



 そして森は「みなさんとすごい稽古をして膝が死ぬんじゃないかと思うようなけいこをしまして、なんと7キロ痩せました(笑)」と笑い飛ばす。けいこ中のエピソードを問われると、「誰かが稽古中必ず差し入れをするんです。けいこ中は本当に食べるものが豊富で、自分でもびっくりするほど痩せないと思ったんですが、もう食べるのやめようと思ったら痩せ始めました(笑)。ケンタッキーもマクドナルドもあるし、お肉もある。現場とは思えない差し入れで、それが驚きました」と打ち明けていた。



 あす7日に東京・日生劇場で初日を迎え、大阪・愛知・福岡・熊本・群馬と5月まで全国へ巡業する。
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