ゆうこす、外見への心ない言葉にきっぱり「女の子にとって呪いになる」 “モテクリエイター”として「責任感を持って発信していく」

ゆうこす、外見への心ない言葉にきっぱり「女の子にとって呪いになる」 “モテクリエイター”として「責任感を持って発信していく」

 モテクリエイターの“ゆうこす”こと菅本裕子が7日、東京・御茶ノ水の順天堂大学で開催された「マイウェルボディ協議会」のメディア発表会に参加。20代女性の5人に1人が「やせ」に該当する日本の現状についてトークを行い、現在の10~20代女性の健康問題について私見を語った。



【集合ショット】杉浦太陽&辻希美夫婦、ゆうこすらが勢ぞろい



 同協議会は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究開発テーマ「女性のボディイメージと健康改善のための研究開発」における取り組みの1つとして発足。「ひとりひとりが自分らしく、心地よくあり続けられる健康な身体を、自らの意志で選択できる社会をつくる」をパーパスとし、自分らしく心地よくあり続けられる健康な身体=ウェルボディの実現に向け、社会的ムーブメントやボディイメージ教育、健康支援を通じて根本的な価値観転換を進めていく。



 発表会では、はじめに元陸上競技選手で順天堂大学スポーツ健康科学部准教授、本協議会の副幹事を務める室伏由佳氏が講演。その後、ゆうこす、モデルで俳優の莉子、辻希美・杉浦太陽夫婦が加わり、トークを行った。



 トーク中には同協議会の研究結果として、10~20代女性のダイエット情報ソースの上位3位が「インスタグラム」「YouTube」「TikTok」であることが明かされた。ゆうこすは「上位の3つは特にビジュアル重視のSNSですよね」と分析し、「特にTikTokは、数秒の世界で情報を得るメディアなので、うかつに『これを食べないほうがいいんだ』といった偏った知識を得てしまいがちになると思う」と語る。



 自身もSNSを通じて「例えば『顔が丸い』『太っている』という…いわゆるアンチの言葉だけでなく、自分の正義を押し付けると言いますか、『もう少し痩せたほうがかわいいと思います、ファンとしての意見です!』とアンチとも思っていない言葉もいただくんです」と明かし、「でも、そういうのって女の子にとって“呪い”になる言葉なんですよね」と心境を吐露しつつ、SNSに限ったことではないとも強調した。



 そしてインフルエンサーとして活動する身として「発信者側ももっと情報リテラシーや責任感を持って発信していくべき」と伝え、「そうやって一人ひとりが意識を高めて、社会全体として考えるべきだと思う」と力強く語った。
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