森七菜、ほぼせりふなしのアドリブシーン振り返る 佐藤健が絶賛「森さんだから成立した」

森七菜、ほぼせりふなしのアドリブシーン振り返る 佐藤健が絶賛「森さんだから成立した」

 俳優の佐藤健(34)、森七菜(22)が7日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』(22日公開)の完成披露試写会に参加した。



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 映画プロデューサーで、作家としても活躍する川村元気氏の恋愛小説を映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤、結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役を森が演じる。ウユニ、プラハ、アイスランド、そして日本で撮影を敢行した純愛映画となる。



 佐藤、森は大学生の役も演じた。意識したポイントを問われると森は「何かこうしようと思ってたわけじゃないんですけど。本当にアドリブのシーンが最初は多くて。佐藤さんとの話シーンで、せりふをなかなか最初はしゃべらせてもらえなくて。『きょうも覚えること特にないや』みたいに、そのまま現場に行って、シチュエーションとかその時の前後のシーンとかだけ把握していくみたいなことが多かったので」と振り返った。



 それだけに「自然と作り上げられていくみたいな。時間によって役が成長していくみたいな作り方だったので、漠然と不安に感じた時もありましたけど、きらめきを皆さんにお見せすることができたらいいなと思ってやってました」と撮影を懐かしんだ。



 回想シーンは「図書館で旅行先を決める話」などの設定だけで、ほぼアドリブだったそう。佐藤は「アドリブというか…。そのわりに長回しするんで(笑)。図書館で雑談するとこ撮られた」と苦笑い。そして「本当にこれは森さんだから成立したなと思いました。決められた時じゃないことの方が、なんなら輝いてらした感じがあります。僕は楽しそうにしている春を見ているだけだった」と森のアドリブを絶賛していた。



 舞台あいさつには、長澤、ともさかりえ、山田智和監督も参加した。
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