声優総合情報誌『声優グランプリ』4月号（主婦の友インフォス）が8日に発売された。名物付録「声優名鑑2024 男性編」は、史上最多掲載となった「女性編」1063人に続き、「男性編」の掲載人数も史上最多の679人となり、男女合わせた掲載人数は1742人となった。これは初めて付録になった2001年の男女合わせた掲載人数370人（男性145人、女性225人）から4.7倍に増加している。



【写真】圧巻！声優人口が増加…23年分の歴代『声優名鑑』がズラリ



　テレビアニメやゲームのキャラクターボイス、洋画・海外ドラマの吹き替えをはじめ、歌手活動、テレビ番組やCMへの出演など、声優の活躍の場は拡大を続けているが、それを数字で物語るのが「声優名鑑」の掲載人数。



　同誌で「声優名鑑」が最初に付録になったのは、23年前の2001年。この時、男性の掲載人数はわずか145人だった。そこから毎年掲載人数が増えていき、2024年版では初代声優名鑑の実に4.7倍となる679人に達し、男女を合わせた総掲載人数は1742人となった。



　また、先月号の「声優名鑑2024 女性編」の掲載人数は、初代声優名鑑の掲載人数225人から4.7倍となる1063人となっており、こちらも過去最多の掲載となっている。



　「声優名鑑2024 男性編」は、顔写真、代表作、誕生日、出身地、血液型、趣味・特技など、679人のプロフィールを掲載している。



　なお、現在日本で「声優」と呼ばれる人は1万人以上存在していることが、2022年11月に行われた『インボイス制度見直しを求める記者会見』にて報告されている。



　掲載人数が増えていることについて、同誌の編集部は「今や「なりたい職業」の上位にランクインするほどの人気職で、テレビ番組やCMで目にする機会も激増するなど、声優の活躍の場は爆発的拡大を続けている。それを数字で物語るのが「声優名鑑」の掲載人数」とし、「紙ならではの利便性を活かした最強データベースとして、声優ファンのみならず業界関係者からも重宝されている。声優の活躍の場が拡大するにつれ、毎年掲載人数が史上最多を更新する」と説明している。