『キン肉マン』作者、鳥山明さんに妬みあった ほぼ同期…洗練されたギャグ漫画に脅威感じ「ライバル意識」

『キン肉マン』作者、鳥山明さんに妬みあった ほぼ同期…洗練されたギャグ漫画に脅威感じ「ライバル意識」

 漫画『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』作者で知られる漫画家・鳥山明さんが1日に、死去した。68歳。『ドラゴンボール』の公式サイトで8日に発表された。これを受け、人気漫画『キン肉マン』の原作者・嶋田隆司氏が自身のXで、鳥山さんとの思い出を語った。



【写真】鳥山明さんが描いたアラレちゃん 『キン肉マン』作者がもらった色紙イラスト



 鳥山さんは1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。その後、『週刊少年ジャンプ』で『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』などの人気作品を世に送り出してきた。特に1984年に連載をスタートさせた『ドラゴンボール』は世界的な人気となり、アニメ化、実写化などされ、今もなお愛され続けている。



 ギャグ漫画としても評価が高い『Dr.スランプ』について、嶋田氏は『キン肉マン』もギャグ要素が多いことから「昼間に鳥山明さんの訃報を聞いた。彼は歳は5歳上だが、キャリアはゆでたまごの方が1年先輩だった。同じギャグ漫画家ということもあり初めて『Dr.スランプ』を見た時はアメコミ風の絵と洗練されたギャグでえらいやつが出てきたなと脅威を感じました」と告白。



 「アニメも連載一年目からきまってこんちくしょうと妬みもあり。本当にバチバチに仲がわるかった、私たちも連載4年目で『キン肉マン』はアニメ化になり、ますます彼とはライバル意識し口も聞かなくなった」と打ち明けた。



 続けて「しかし初期は仲が良く 漫画家集まる宴会などではゲームしたり色紙のやり取りもしていた。でも鳥山さん68歳は若すぎるよ。悲しいよ 、、謹んでお悔やみ申し上げます」と伝えた。
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