【日本アカデミー賞】役所広司、最多5回目の“最優秀賞”受賞「ゴジラの牙を抜いた感じ」

【日本アカデミー賞】役所広司、最多5回目の“最優秀賞”受賞「ゴジラの牙を抜いた感じ」

 「第47回 日本アカデミー賞」授賞式が8日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催され、最優秀主演男優賞を『PERFECT DAYS』の役所広司が受賞した。役所が最優秀主演男優賞を受賞するのは4回目で高倉健さんの記録と並んだ。さらに役所は最優秀助演男優賞も1回受賞しており、あわせて5回の最優秀賞の受賞は最多となった。



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 対象作品となった『PERFECT DAYS』について、「俳優人生の中でヴィム・ヴェンダース監督の作品に出会えるとは。映画づくりの楽しさを監督が教えてくれて、のびのび演じていた」と振り返った役所。



 さらに「この映画は、いままで自分がやったことがないスタートでした。公共のものを大事にしたいという製作の柳井康治さんの思いから始まって、日本でも世界中のお客さんがこの映画をみてくださっていることに感謝したいと思います。本当にいいものですね。うれしい。これでやっとゴジラの牙を抜いた感じがします」とコメントし、会場の笑いを誘った。降壇時、勢い余ってトロフィーを落としてしまうハプニングもあった。



 ほかに、阿部サダヲ(『シャイロックの子供たち』)、神木隆之介(『ゴジラ-1.0』)、鈴木亮平(『エゴイスト』)、水上恒司(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)が優秀主演男優賞を受賞した。
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