MBS『せやねん!』が謝罪「信頼を失わないよう」 スタッフが船上で骨折、海上保安庁に虚偽報告

MBS『せやねん!』が謝罪「信頼を失わないよう」  スタッフが船上で骨折、海上保安庁に虚偽報告

 MBSテレビ『せやねん!』(毎週土曜 前9:25)のコーナー撮影時、遊漁船で40代撮影担当スタッフがケガを負った事案について、9日放送の冒頭、山中真アナウンサーが説明・謝罪した。



【写真】2022年に行われた『せやねん!新喜劇』の模様



 「スーパー新鮮」のロケで番組スタッフが腰の骨を折るケガをし、海上保安庁の聞き取りに対し、担当ディレクターが虚偽の報告を行っていたとする問題。



 同局は6日に「遊漁船で沖合に出たところ、高い波を受けて船が大きく揺れ、40代の撮影担当のスタッフが腰を強く打ち全治2か月の第2腰椎圧迫骨折と診断されました。その後、海上保安庁が事故原因などについて捜査をしていますが、その過程で、この遊漁船が有効な船舶検査証書を持っていないことなどがわかりました。また、当社社員の担当ディレクターが、事故直後に行なわれた海上保安庁の現場で の聞き取りに対し、乗船人数を偽って報告をしていたことがわかりました」と公表していた。



 番組では、この事案についてあらためて伝え、「海上保安庁が調べる過程で、使用した船が有効な船舶検査証書を持っていなかったことが分かりました。また、事故直後の海上保安庁の聞き取りに対し、担当ディレクターの社員が乗船人数を偽り、1人少なく報告していました」と説明。



 「ケガをされた方とご家族、関係各位に心よりお詫び申し上げます。視聴者の皆さまの信頼を失わないよう、今後はより安全に配慮した番組作りを行ってまいります」と頭を下げた。
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