福士蒼汰、アラサー役撮了「もがきながら必死に生きていく我々は情けないと同時に美しい」

福士蒼汰、アラサー役撮了「もがきながら必死に生きていく我々は情けないと同時に美しい」

 俳優・福士蒼汰が主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『アイのない恋人たち』(毎週日曜 後10:00)が、このほどクランクアップ。約3ヶ月に及ぶ真冬の撮影を乗り切ったキャストたちからコメントが到着した。



【写真】岡崎紗絵「絵里加と一緒に私も少し成長できたかな」



 同作は、脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品で、2024年の東京に生きる不器用で不恰好なアラサー男女7人の恋愛群像を描く。共演は、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ほか。



 真和(福士)&絵里加(岡崎)、多聞(本郷)&栞(成海)、雄馬(前田)&奈美(深川)の3組はカップルになるも、破局。仕事や家族の事情も絡み合い、意識しあいながらも想いが通い合わない。愛(佐々木)を含めたアラサー4人のアイの物語は、いよいよクライマックスへと向かう。



■福士蒼汰 コメント

あっという間の3ヶ月でした。同世代でお芝居をすることが今まであまりなかったので、とても楽しく刺激にもなりました。アラサーならではの悩みは僕も理解できる部分はありましたし、もがきながら必死に生きていく我々は情けないと同時に美しいと思える作品になったなと思います。



■岡崎紗絵 コメント

改めてこの今村絵里加という役を頂いて、自分のお芝居の幅を広げてもらいました。すごくうれしく思います。 難しかったからこそ、得られるものや発見が多くありました。 お芝居は本当に奥が深くて、また面白さも知ることができました。 絵里加と一緒に私も少し成長できたかなと思います。



■本郷奏多 コメント

同世代の素敵な俳優さんたちと一緒に、等身大の役柄でお芝居ができました。 福士くんと前田くんは昔から知っていたので、久しぶりに共演できて、実際に同級生と再会したようでうれしかったです。



■成海璃子 コメント

嘘がつけない真っ直ぐなキャラクターで、多聞さんとはぶつかる場面も多くやきもきしましたが、とても晴れやかな終わり方でほっとしています。



■前田公輝 コメント

郷雄馬だったからこそ熱量高く、どこまでも振り切って考えられたなと感じます。アイについての時間は儚く、それでいて日常を彩り成長させてくれるもの、と改めてイマ実感しています。クランクアップした次の日は雄馬によって動けていたカラダが前田に戻ろうとしてほんの少し体調を崩しました(笑)

それほど全力で、足して抱えて表現できる役と出会えたこと、それがこの32歳というタイミングだったことに運命を感じます。作品に対して今までとは違う扉を毎回開けようと思いますが、今回は根本から変えて挑んでみました。だからこそ見えた放出方法、役との融合、スタミナ、現場へ持っていくエネルギー、全てが勉強でした。

全てはご視聴してくださってる皆様がいて、スタッフさんが環境を整えてくださり、またキャストの団結力があったこそ乗り越えることが出来ました。ありがとうございました!



■深川麻衣 コメント

放送が続いているのでまだあまり終わった実感がないのですが、じわじわと寂しさが湧いてきています。奈美を通して、波瀾万丈でしたが本当に素敵な経験をさせていただき、色んな感情に出会えました。

最終話が終わった後、不器用で愛おしいみんながそれぞれどう生きていくのかは想像することしかできないですが、みんなどこかで楽しく幸せに生きていてほしいな、という気持ちです!



■佐々木希 コメント

男女7人それぞれ抱えるものが違い、人を愛するがゆえのもどかしさや虚しさなどの心の葛藤が丁寧に描かれており、台本を読むたびに何度も胸に突き刺さりました。人間味のある稲葉愛という役を演じさせていただき、本当に色んな感情に出逢えた作品でした。監督をはじめ、キャストの方々やスタッフの方々の丁寧な作品作りに感動しました。久々のお芝居の現場でしたが、素敵なチームとお仕事できたことに心から感謝していますし、また頑張ろうという気持ちになりました。



■第8話あらすじ

多聞と栞はようやく一夜を共にするが、父の介護のため実家に戻るという栞の意志は固く、これで終わりにしたくないと引き止める多聞を残して、栞は長野へと帰っていく。



一方、雄馬は、倒れたまま意識が戻らない祖母・元子(丘みつ子)の看病で、病院に通い詰めになる。心細さから、奈美に連絡を取りかけては思い留まる雄馬。そんな元カレの状況を知る由もなく、奈美は実家を出て1人暮らしを始める。心機一転を図っての行動だが、気づけば雄馬のことを思い出していて…。



絵里加は、奈美とは逆に計画していた1人暮らしを止め、実家に住みながら家族の問題と向き合うことを決意。長く引きこもってきた兄・雅樹(池田努)、それを放置してきた両親に正直な気持ちを打ち明け、ついでに真和への断ち切れない想いも認めると、真和に会いにバイト先を訪ねていく。ところが、そこで思わぬ相手と遭遇してしまい…。
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