刀ミュ新作公演「~陸奥一蓮~」開幕 刀剣男士7振りが前夜に語るファンへの思い【コメント全文】

刀ミュ新作公演「~陸奥一蓮~」開幕 刀剣男士7振りが前夜に語るファンへの思い【コメント全文】

 ミュージカル『刀剣乱舞 』の新作公演「~陸奥一蓮~(みちのおく ひとつはちす)」が10日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕した。これに先立って9日、同所で初日会見と公開ゲネプロが行われ、三日月宗近役の黒羽麻璃央、加州清光役の佐藤流司、鶴丸国永役の岡宮来夢らキャスト7人、演出を務める茅野イサム氏が意気込みを語った。



【動画】【刀ミュ】黒羽麻璃央、佐藤流司、高橋健介、岡宮来夢ら刀剣男士が集結!



 本作は、人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』(DMM GAMES/NITRO PLUS)を原案としたミュージカルのシリーズ11作目。三日月宗近、加州清光、鶴丸国永、蜂須賀虎徹(高橋健介)、水心子正秀(小西成弥)、大包平(松島勇之介)、山姥切国広(加藤大悟)と、いずれもミュージカル『刀剣乱舞』で出陣を重ねてきた刀剣男士がそろい、歴史上の人物として阿弖流為(山本亨)、母禮(細見大輔)、坂上田村麻呂(三上市朗)も登場する。



 東京公演は同ホール10日から24日まで、大阪公演は箕面市立文化芸能劇場 大ホールで30日から4月14日まで。



 以下、キャスト7人、茅野氏のコメント全文。



▼三日月宗近役・黒羽麻璃央

僕自身、久々の出陣(2021年1月『壽 乱舞音曲祭』ぶり)ですので、稽古場の段階から茅野さんに磨かれて。ようやくきょうのゲネプロ、あすの初日を迎えられることをうれしく思っています。きっと審神者(さにわ/『刀剣乱舞-ONLINE-』プレイヤー)の皆さんと同じくらい、僕もドキドキソワソワしながら本番を迎えると思うので、緊張感も楽しみながらがんばりたいと思います。



▼加州清光役・佐藤流司

稽古の日数で言うと、ほぼ丸2ヶ月という長い時間、カンパニーと切磋琢磨してまいりました。本番に向けて今回のゲネプロが最終調整ということで、皆様に最高のものをお届けできるよう、我々も最後まで諦めずまい進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。



▼蜂須賀虎徹役・高橋健介

このメンバーでたくさん話し合って、悩んで、苦しんで、いっぱいご飯を食べて、いっぱい笑って。本当に濃密な2ヶ月間でした。あとは本番を迎えるだけ…もうワクワクが止まりません。観てくださる皆様、特に今までミュージカル『刀剣乱舞』を応援してくださった皆様には大満足の内容となっていると思いますので、ぜひ劇場で観ていただけたらうれしいです。



▼鶴丸国永役・岡宮来夢

僕個人として、俳優生活を始めて丸5年間、鶴丸国永と一緒に歩んでまいりました。その5年間、本公演であったり、双騎(出陣)を通していろいろな物語を紡がせていただきましたけれども、今回また新たに物語を紡がせていただけることにすごく感謝しています。本当に緊張でいっぱいなんですけど、「みんなですごいものを見せるぞ」という気持ちで稽古してきたので、明日の初日もしっかりとがんばっていきたいなと思います。



▼水心子正秀役・小西成弥

僕はちょうど3年前、『―東京心覚―』という作品でミュージカル『刀剣乱舞』に参加させていただいたんですが、今回また新作公演に参加させていただけることをうれしく思っております。稽古場の時点からすごく熱量があり、この初日を迎えることを本当にずっと楽しみにしておりました。ついに主(あるじ)の皆さんにお届けできるということで、本当に楽しみにしております。



▼大包平役・松島勇之介

約2ヶ月間、すべてはあすから始まる本番のために、何度も悩んで、何度も壁にぶち当たって走り抜けてきました。もうここからは1公演も余すことなく皆様に届けられるよう、精いっぱい勤めますので、最後までどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。



▼山姥切国広役・加藤大悟

稽古が始まってからここまで、すごくいろいろなことがありましたが、とてもかっこいい先輩方の背中を見させていただき、自分自身としても少しは成長できたかなと思っています。その姿を明日から皆様に見せられるように精進していきますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。



▼演出・茅野イサム氏

まず、囲み取材が久々すぎて…。見てわかるようにみんなもすごく緊張しています(笑)。特に山姥切国広(加藤)と水心子正秀(小西)は、こうやって取材会の場に出てくることが初めてなんです。そんな風景を今見て、時計が動き出したんだなと…ちょっと感慨深いです。本当にありがとうございます。



見どころは多すぎて絞れませんが、やっぱり我が刀剣男士たちです。彼らの動き、生き様…それらをもう早くお見せしたくて、今からウズウズしています。



最近の僕らは、ミュージカル『刀剣乱舞』として新しいことに挑戦してきましたけれども、今回は王道中の王道。「これがミュージカル『刀剣乱舞』だ!」というものをバーンとお見せする作品になっています。決定版ですね。



稽古中にも彼らの(2015年10月に上演された『トライアル公演』からの)9年間はやっぱり伊達じゃなかったなと実感しましたし、彼らだけじゃなく、つまり僕らをいつも支えてくれる“劇団員”の力、すべてのスタッフの力がこの9年間でものすごく蓄積されてきていて、今回それらが全部ガチッとハマったなという感覚です。場当たりを終えてこれからゲネプロを行いますが、すでに手応えを感じています。先ほども言いましたが、早く皆さんにお見せしたい。

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