新垣結衣×早瀬憩、映画『違国日記』6・7公開決定 劇中歌は橋本絵莉子が担当

新垣結衣×早瀬憩、映画『違国日記』6・7公開決定 劇中歌は橋本絵莉子が担当

 俳優の新垣結衣と新人俳優の早瀬憩のダブル主演する映画『違国日記』の公開日が6月7日に決定した。ムビチケ(前売り券)の発売日は今週15日となり、特典として原作者・ヤマシタトモコ氏による描き下ろしイラストが施されたクリアしおりがついてくる。本作の劇中歌を元チャットモンチーの橋本絵莉子が手がけていることも発表された。



【画像】前売り特典のしおり



 本作は、人見知りな小説家の主人公・高代槙生(こうだい・まきお/新垣)が、事故で両親を失った中学生の姪・田汲朝(たくみ・あさ/早瀬)を引き取ることになったことから始まる同居譚。それぞれ癒えない傷を抱える2人は、なかなか理解し合えなかったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマ。



 原作者のヤマシタ氏は、『さんかく窓の外側は夜』など多くの人気作を手がけている。人見知りな30代女性と人懐っこい素直な15歳の少女。まったく性格も異なるふたりの交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点であぶり出し、2023年6月に最終回を迎え、惜しまれながら6年という連載期間を経て終止符を打ったが、連載終了後も人気の高さが話題となっている。



 主演の新垣、早瀬のほかに、槙生の友人・醍醐奈々役に夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役に瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役に小宮山莉渚が扮する。監督・脚本は、『PARKS パークス』(2017年)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20年)などの瀬田なつき。



 そして、高校生になった朝が、所属する軽音部のバンドで演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞・作曲を、チャットモンチーでギター&ボーカルを担当し、18年にその活動を“完結”後、ソロで活動している橋本が担当。槙生との共同生活を経て、自分の人生を手探りしながら日々成長していく朝の気持ちに寄り添う瑞々しい楽曲を提供した。劇中では朝役の早瀬が橋本の歌う姿を彷彿とさせる熱唱を見せている。橋本は映画に参加する喜びを「この映画を彩る一員になれたことが、とても嬉しいです。ありがとうございました」とコメントしている。



■橋本絵莉子のコメント全文

 ドキュメンタリーなんじゃないかと思うほど朝と槙生の暮らしが近くに感じられて、生き生きとしていて、生々しくて、綺麗だなあと思う瞬間がいっぱいありました。 観た後餃子が食べたくなったので、翌日作って食べました。 この映画を彩る一員になれたことが、とてもうれしいです。ありがとうございました。
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