江戸の講談師・神田伯山、大阪の新劇場「SkyシアターMBS」の幕開けを爆笑で包む

江戸の講談師・神田伯山、大阪の新劇場「SkyシアターMBS」の幕開けを爆笑で包む

 大阪駅前の新劇場「SkyシアターMBS」お披露目会が15日に開催され、27日の開業に先駆け、ステージが披露された。“江戸”の講談師・神田伯山(40)が第一声の大役を務め、劇場オープンを祝福した。



【写真】圧巻!梅棒と同志社香里中学・高校ダンス部のパフォーマンス



 まだ誰も上がっていない高座で熱演し、爆笑&拍手喝さい。約1300席を眺め、伯山は「1階席と2階席に一体感がある。この劇場が横綱のように発展してほしい」と呼びかけた。こけら落とし作品は、藤原竜也主演の舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』(27日~31日)となり、伯山は東京公演の初日を観劇したといい「少しもスキのない作品」と大阪のファンに呼びかけた。



 MBSメディアホールディングスの高山将行社長(※高=はしごだか)は、コロナ禍を経て生まれた劇場の誕生にあたり「この舞台に立って皆さんを前にしますと、感激の気持ちで胸がいっぱい。これまでの苦労が吹き飛んでしまった」と喜びを語った。



 このほか、劇団「ヨーロッパ企画」のドラマ仕立ての劇場紹介や、エンタテインメント集団・梅棒と同志社香里中学・高校ダンス部のパフォーマンスが披露された。司会は前田春香アナウンサーが務めた。



 同劇場は大阪駅直結の「JPタワー大阪」に入居。長きにわたりライブエンターテインメントに携わってきたMBSの想いが実現し、演劇・ミュージカル・音楽・演芸・伝統芸能など、劇場でしか体感できないリアルな感動を届ける。
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