『君たちはどう生きるか』 『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞作品がTOP10にカムバック

『君たちはどう生きるか』 『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞作品がTOP10にカムバック

 米ロサンゼルス現地時間10日に開催された、世界最高峰の映画賞「第96回アカデミー賞」で、長編アニメーション映画賞を受賞した『君たちはどう生きるか』と、視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』が、15日~17日の週末観客動員ランキング(※興行通信社調べ)でTOP10内に返り咲いた。



【動画】『ゴジラ-1.0』VFXメイキング映像



 宮崎駿(※崎=たつさき)監督は、10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)で、『千と千尋の神隠し』以来2度目の受賞という快挙を成し遂げた。



 『君たちはどう生きるか』は、昨年7月14日からきのう(3月17日)までの248日間で観客動員612万人、興行収入90.8億円を突破。最新の週末観客動員ランキングでは8位にランクアップし、9月29日週以来、約6か月ぶりにTOP10入り。



 同作はアカデミー賞受賞を記念して、20日より英語吹替版(日本語字幕付き)の全国上映も決定している。英語吹替版はクリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど、顔ぶれの豪華されでも大きな話題となっていた。



 一方、『ゴジラ-1.0』(監督・脚本・VFX:山崎貴)は、日本映画だけでなく、アジア圏の映画で初めて視覚効果賞を受賞。まさに映画の歴史を変える快挙となった。昨年11月3日から公開中の同作は、きのうまでの136日間で観客動員420万人、興行収入64.1億円を突破。週末観客動員ランキングでは4位にランクアップし、TOP5に12月29日週以来、11週ぶりにランクインした。『ゴジラ-1.0』もこの度の快挙を祝して、凱旋拡大上映が決定している。
カテゴリ